こんにちは。ヒロピオです。
同棲生活を始めたものの、一緒に生活したことが原因で別れてしまうカップルも多いそうですね。そんな話を聞くと、これから同棲しようと考えていたり、同棲したばかりの人は不安になってしまうでしょうか。
実際、私たちカップルも今でこそ安定期に入りましたが、同棲してから3年目くらいまでは本当に別れそうになることが何度かありました。
なんとか乗り越えてきましたが、同棲したことで別れてしまうカップルには、相応の理由があるのです。
今回の記事では、同棲がきっかけで別れてしまう原因と対処法について解説していきます。ぜひ、参考にしてください!
同棲が別れに繋がる理由

「同棲が別れる可能性が高い」と言われるのには、いくつかの理由があるのです。まずは同棲することが、なぜ別れに繋がるのかを解説していきます。
一緒に住むことで価値観の違いや嫌なところが目に付いた
一緒に住むことで、別々に住んでいた時は見えてなかった価値観の違いや嫌な部分が露わになることがあります。
自宅は最もリラックスできる場所なので、本性も表れやすいです。今までとは全く違う部分が露わになることで、「一緒に生活できない」「この人の生活の仕方は受け入れられない」と感じ、別れに発展してしまうのです。
同棲は、元は他人だった2人が同じ屋根の下で共同生活を送るということ。実家や1人暮らしをしていたときのように好き勝手に過ごすことは、相手に負担を強いることになるのです。
一緒にいることに慣れすぎて異性として見れなくなった
同棲は、別々に暮らしていた時と比べて一緒に居る時間が圧倒的に多くなります。それ自体は嬉しいことですが、毎日一緒に過ごせる幸せは、たまにしか会うことができなかった頃の非日常感を失わせます。
毎日毎日過ごしている時間が増えていくごとに、恋人としての新鮮な気持ちは失われていき、まるで家族のようになっていきます。
その結果、「新鮮なときめきが常に欲しい」と感じている人には物足りないパートナーとなってしまい、別れに繋がってしまうのです。
家事や生活費がどちらかの負担に集中
家事や生活費といった生活を営むための負担が、どちらかに集中してしまうことは、別れる原因に繋がることがあります。
外で会っていた時は、デートと言う楽しいイベントなので誰でも乗り気ですし精一杯の努力をするものです。一方で、生活を営むという現実問題に直面したときに恋人の本性が見え隠れします。
例えば、「どちらか片方がとってもケチ」だったり、「男性側が家事は女性がするものだ」と考えていたりすることで、生活費や家事などの負担が片方に集中します。2人で生活すると洗濯や炊事といった家事も2人分になりますし、これを片方が全て担うのは相当な負担です。
負担が偏れば、不満が溜まるのは当然のこと。こうした不満が別れに繋がってしまうのです。
生活リズムが合わない
生活リズムのズレが別れに繋がることもあります。
同棲を始めたカップルの場合、特に女性が意識するのは「この人と結婚して幸せになれるだろうか」という点です。男性が単に「一緒にいたいから」と気楽に始めた同棲であっても、女性は驚くほど将来的なことも見ているのです。
そうしたときに、生活リズムのズレは大きなハンデとなってしまいます。一緒に時間を過ごしたくて同棲したのに、実際は生活リズムが全然違い、ほとんど一緒にいられないとなると「結婚してからもこうなのかな…。」と将来の家庭像に希望を持てなくなるのです。
同棲は結婚を前提として考えていることが多く、別々に住んでいた時よりも真剣に考えている人が多いからこそ、別れに繋がることも多いのかもしれません。
婚約してから同棲すれば、別れる確率も離婚率も低くなる

同棲が別れに繋がる原因はいくつかありますが、婚約してから同棲したカップルは別れることや離婚する確率が低くなるというデータがあります。(米デンバー大学の研究より)
先の別れの原因を見てもわかるように、1つ1つの原因はどんなカップルにも起こりうることです。元は他人だった2人が1つ屋根の下に暮らすのですから、考え方や生活の仕方にズレがないほうが不自然です。
つまり、最初はどんなカップルでもズレはあるのです。そのズレを修正する努力ができるかどうかが、別れや離婚を乗り越えることに繋がっています。
婚約してから同棲することは、ズレに対する努力を促します。いずれは結婚するんだから、このズレは頑張ってなくそう!とカップル間で目標を立てることもできます。
「とにかく相手が好き!」という気持ちだけでは残念ながら同棲も結婚も成功することは難しいでしょう。結婚や幸せな家庭を築くなど、明確な目標を共有できているカップルだけが、同棲や結婚を経ても結ばれ続けているのです。
同棲が別れに繋がる前にすべきこと

では、はじめに紹介した別れの原因も合わせて同棲が別れに繋がらないように意識すべき対策法を紹介したいと思います。
同棲生活の目標を決めて、パートナーと共有しておこう
「婚約後のお試し期間」や「結婚資金を貯めるために節約する」など、同棲生活を通じて達成したい目標を共有しておきましょう!
単に好きな気持ちだけでは、嫌なことや飽きが来ると別れに繋がってしまいます。一緒に居る時間が非常に多くなる同棲にはマンネリ化というリスクが常に付きまといます。
そうしたときにパートナーと約束した目標があると、その目標が繋ぎ止めてくれたり2人で居心地の良い空間を作ろうと努力する力になってくれるのです。互いが互いのことを想って、日々価値観の違いを埋めようと努力していくことで、初めは上手く行ってなかった同棲も居心地の良いものに変えていくことができます。
パートナーに理想を求め過ぎず、お互いに心地良い生活を目指そう
パートナーに理想を求め過ぎず、お互いにとって心地良い生活を目指しましょう。恋人は、より親密な関係なので何でもお願いしやすいですが、何でもかんでも理想を求めて要求していると、パートナーに負担を強いることになります。
特に、自分たちの住む生活の場はもっともリラックスできる場所であり、最も気を遣う必要がない場所です。そこに、あれこれ注文が来ることはかなりのストレスを与えてしまいます。
一緒に生活を営んでいくために最低限必要なことや、どうしても我慢できないことがある場合は話し合って分かり合うということを心掛けましょう。一緒に住むからこそ、互いに相手のことを配慮しながら生活することが重要です。
生活スタイルの違いが大きい場合は、無理に合わせず自然体を心掛けよう!
生活スタイルの違いが大きい場合は、無理に合わせず自然体を心掛けましょう。仕事がある日は全く時間が合わないとしたら、変に気負うことなく仕事に集中すれば良いと私は考えています。その分、休みを調整して一緒に過ごす時間を作る努力をすれば良いのです。
実際、世の中にはそれぞれ別の寝室を設けているカップルもいます。生活の仕方はカップルによって違うので、自分たちに最適な生活の形を見つけるようにしましょう。
また、こうした生活リズムやスタイルのズレがある場合は間取りをどうするかが非常に重要になってきます。最低でもリビングと寝室を分けることができる1LDK。欲を言えば、2LDKくらいあれば、様々な生活スタイルの違いに対応することができます。間違ってもワンルームは選ばないようにしましょう。寝室とリビングを分けずにうまくいくのは生活リズムが一致しているカップルだけです。
定期的にデートなどの非日常体験を演出するようにしよう!
定期的にデートなどの非日常体験を演出するようにしましょう。同棲において最も危険なのが、2人の関係性がマンネリ化してしまい、恋人として見れなくなることです。特に女性は常にときめきを求めているもの。パートナーのことを異性として見れなくなると、浮気や別れに繋がってしまいます。
デートはマンネリ化した2人の関係性を恋人関係に戻す方法の1つです。いつもの生活場面では見られなかった一面が、デートでなら見せることができます。非日常の体験を演出することができれば、パートナーからの恋心を再度掴むことができるでしょう。2人だからこそ作れる想い出に挑戦することは、別れそうな時の引き留め材料になるのでオススメですよ!
まとめ|互いのズレを埋める努力が別れを防ぐ秘訣
以上、同棲生活は別れやすいと聞くけど実際どうなの?という方に向けた記事でした。
改めて、ポイントを確認していきましょう。
・ 別れの原因は、同棲生活よるマンネリ化や価値観のズレがはっきりするから!
・ 婚約関係になってから同棲したほうが、別れも離婚率も低い
・ 目標を共有して2人にとって居心地の良い生活の仕方を見つけるまで互いに努力が必要。
同棲生活は元々他人だった2人が一緒に生活するのだから、難しくて当然です。
単に「好きだから一緒にいたい」という気持ちだけで同棲を初めて、結果的に別れることになっているカップルが非常に多いように思います。また、同棲したほうが離婚率が高くなるのは、結婚により様々なしがらみが生じ、同棲していたころの気楽さと比較してしまうからでしょう。
婚約してから同棲したカップルは別れも離婚も起こりにくいというデータが示すように、同じ目標を持って日々の生活を変えていくことが相当重要になります。別れに繋がりやすい原因と対処法を知ることで、どうすれば別れを防げるのかを知り、実践していくことができます。必要以上に別れを恐れる必要はありません。
居心地良い生活を作ろうと努力できないパートナーとはうまくいかないので、本当に結婚して大丈夫かを試す場として考えるのも良いかもしれませんね!