こんにちは、ヒロピオとユリッシー(https://twitter.com/Junctio28867193)です。
今回の記事では、カップルや新婚夫婦が新居探しの内見でケンカしないためのポイントを紹介します。
同棲や新婚生活をするにあたって避けることのできないのが、お部屋探し。
中でも、『内見』は事前に探した部屋が本当に自分たちの住みたい部屋かどうかを確かめる重要なポイントです。
ポイントを押さえて『内見』を行うことで、
などなど、色々な恩恵を受けることができます。
『内見』がスムーズにいかないと、なかなか部屋が決まらないストレスや住んでからの不便さによってケンカに発展することがあります。
そうならないように、ポイントを絞ってわかりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
同棲・新婚生活向け|内見で失敗しないためのポイント4つ




ではさっそくですが、私たちが実践している「内見で失敗しないためのポイント」を4つにまとめました。
❶ 2人が求める部屋条件を整理する
❷ 見るべきポイントを知る
❸ 持ち物を準備する
❹ 契約の判断は迅速に
こうして並べてみると、内容としては簡単なことが多いように思います。
だからこそ、しっかり準備しているかの差が大きな差になって現れますので、しっかり準備してから内見するようにしましょう。
この4つのポイントを知るだけで内見成功間違いなしです!では、順に解説していきたいと思います。
「2人が求める部屋条件の整理」で内見のスムーズさが決まる

『内見』の前に、自分たちがどんな部屋に住みたいかを整理することはできていますか?
部屋条件の整理とは、大きく次のようなことです。
・ キッチン周りが充実している物件はポイント高い!
・ 収納スペースは多すぎるくらいがちょうど良い!
・ 宅配ボックスはあれば嬉しいけど、なくても良いかな!
それぞれの優先順位を付けておくことで『内見』での印象だけに頼り切った判断ではなく、必要な機能面と合わせて評価することができます。
同棲や新婚を始めるための部屋探しは、2人分の求める条件を整理する必要があるので、事前に話し合って決めておくようにしましょう!
内見で見るべきポイントを知ろう

忙しい時間を縫って足を運ぶ内見は、事前に見るべきポイントを整理しておくことが重要になります。
内見は多い人だと、1日に4件~5件を回ることになることになります。
人間の記憶は曖昧なもので、5件目の内見が終わった時には1件目の部屋の情報を正確に記憶できる人はほとんどいないと思います。
大切なのは、各部屋ごとの情報を比較できるように内見で見るべきポイントを統一しておくことです。
ここは重要なポイントなので、簡単に2つの例で示したいと思います。
物件A | 防音性◎ レイアウト◎ 設備△ 使いやすさ〇 総合2位 |
物件B | 防音性◎ レイアウト〇 設備◎ 使いやすさ〇 総合1位 |
物件C | 防音性× レイアウト△ 設備◎ 使いやすさ△ 総合5位 |
物件D | 防音性△ レイアウト◎ 設備△ 使いやすさ◎ 総合3位 |
物件E | 防音性△ レイアウト〇 設備〇 使いやすさ△ 総合4位 |
物件A | 築年数が浅くて内装が綺麗だった |
物件B | 部屋に入っている設備が最新の物が多く、充実していた |
物件C | マンションが大きく、家具の搬入が簡単そうだった |
物件D | 部屋の形が使い勝手が良く、家具のレイアウトがしやすい |
物件E | 目の前に電車が通っており、音がうるさい |
いかがでしょうか。少しわかりにくいかもしれませんが、Aの良い内見の例はどの部屋が1番良かったかが誰でも判断することができると思います。
対して、Bの悪い内見の例は感想のみで良いポイントばかりなので比較がしにくいと思います。
事前に見るべきポイントを整理して内見することで、それぞれの部屋を正確に比較することが可能になるので、ぜひ実践するようにしてみてください!
内見は必要な持ち物持参が基本

内見では、家具・家電の設置場所の検討や搬入経路の確認など、実際に生活を始めるときのことを想定して様々なことを確認することになります。
ここで忘れてはならないのは、その確認には道具が必要ということです。
現在はスマホが様々な機能を担ってくれるようになっています。水平や距離の計測なども可能なので、事前にアプリ等を入れて内見の時にサッと使えるようにしておきましょう。
内見後の契約はスピードが勝負

部屋の条件を整理して、それぞれの内見が終わったら、いよいよ住みたい部屋で契約するようにしましょう。
ここで重要なのは、良い部屋だと感じたら契約を急いだほうが良いということです。
せっかく足を運んで念入りに内見をしたのに、どの部屋で契約するかの決断が遅く、他の人に先を越されてしまっては元も子もありません。
事前に整理した条件比較表に記載した項目の評価と、実際に自分たちが足を運んで感じた感想を総合して、早めの決断を心掛けましょう。
内見から契約までの流れ【実践編】
では、4つのポイントを踏まえた上で、具体的に内見までの準備と内見から契約までの流れを確認していきましょう!
内見する日を設定

2人で理想の部屋を探すことができたら、内見を申し込むようにしましょう。
使っている部屋探しサイトにもよりますが、物件を扱っているサイトからの内見予約が一般的です。
内見の予約自体はいつでも可能ですが、部屋の鍵を借りるなどの準備が必要になるので、何日後から可能かを確認して日取りを決定するようにしましょう。
予約の際には、内見を実施する日取りや待ち合わせ場所を合わせて決めます。
一般的には不動産屋で待ち合わせして車で向かうのが多いですが、周囲の環境を念入りに確認したい場合は現地集合を提案してみましょう。
内見に向けた準備1:見るとこチェックリストの作成

内見の予約ができたら、見るとこチェックリストの作成に取り掛かりましょう。
私が内見する際に気を付けたポイントを、簡単にですがまとめてみました。
・遮音性や防音性の確認
・においや異臭はしないか
・カビの有無の確認
・部屋の傾きの確認
・家具の搬入経路と設置場所
・窓やドア周りの建付けの確認
・各種設備の設置や動作の確認
・携帯電話の電波状況の確認
・コンセントの数と位置の確認
・日当たりの良し悪し
・汚れや傷の確認
・住民トラブルの確認
・共用設備の確認
ザっと並べてみると、かなりの数がありますね。1つ1つ具体的に解説していきます。
遮音性や防音性の確認
2人が同じ部屋で過ごす同棲や新婚生活では、夜遅い時間でも会話したり一緒に映画を見たりすることが日常茶飯事です。
防音性や遮音性を確認するには、建物の構造を確認しましょう。
・ RC造やSRC造と書かれている物件はコンクリートで作られているので遮音性に優れます
・ S造や木造は内壁に使われている素材次第では、遮音性に難があることがあります
内壁の遮音性の確認をする際には、実際に壁を軽く叩いてみましょう。
中身がしっかりと詰まっているような音がすれば、遮音性が期待できる物件だと思われます。
においや異臭はしないか
水回りや、前の住人によるタバコなどの異臭がないかを確認するようにしましょう。
内見時は視覚と聴覚に重きを置きがちですが、生活する空間において嗅覚は非常に重要な要素の1つです。
・ 水回りの封水が切れていて、下水管のにおいが部屋に逆流している
・ 壁紙に近いところに立つと、染みついたタバコのにおいが気になる
・ 1階にテナントでカレー屋が入っていて、カレーのにおいが常時入ってくる
内見の時に見逃してしまい、いざ生活してから気付くとかなり不満を抱えるのが嗅覚の問題です。
不動産屋の担当者によっては、「ハウスクリーニングで消臭されます」という言葉をいう場合がありますが、鵜呑みにしないように気を付けましょう。
ハウスクリーニングで消臭できるにおいには限界があります。
最悪の場合、においが取れないことを覚悟の上で契約に臨むようにしましょう。
カビの有無の確認
においに通ずる部分ではありますが、カビの確認も重要です。
カビが発生しやすいのは、次のような湿気のこもりやすい箇所になります。
・ 下駄箱
・ 風呂場
・ クローゼットや押し入れの奥
目だけでなく、鼻も使って確認することで確実にチェックすることができます。
知らぬ間に洋服やカバンが、カビにやられてしまうこともあるので、内見時に確認するようにしましょう。
・部屋の傾きの確認
部屋が傾いていると、平衡感覚の狂いによって頭痛や吐き気などの健康被害が起こることがあります。
見た目では判断がつかないくらいの傾きでも影響が出るようなので、水平器やビー玉を用いて傾きを確認するようにしましょう。
床がコンクリートでできている場合は、セルフレベリング材という液体を固めて作るので水平を確保するのは、割と簡単です。
木でできている場合は、職人さんの腕次第の部分があるので注意しましょう。
・家具の搬入経路と設置場所
部屋までの搬入経路と設置場所は欠かさず確認するようにしましょう。
搬入経路については、自分たちの家具の中で最も大きなものを事前に測っておくようにしましょう。
設置場所については運び込む予定のサイズを事前に測っておき、実際の置き場を想定できるようにしておきましょう。
・窓やドア周りの建付けの確認
窓やドア周りの建付け状況も確認しておきましょう。
建付けが悪い場合は、入居前に修理してもらえるかを担当の方に聞くことをおすすめします。
特に窓の建付けが悪いと、冬の冷たい空気が部屋の中に簡単に侵入してくるので注意しましょう。
・各種設備の設置や動作の確認
照明や水回り、コンロの有無を確認しましょう。
特に築年数が古い物件では、自分でお湯と水の蛇口をひねって湯加減を調整しなければならないタイプもあります。
お湯だけをひねると火傷の危険もあるので、新婚夫婦は育児のことも考えてサーモスタット式の水栓を選んでおくと安心です。
また、シャワーは水圧を確認するようにしましょう。水圧は根元のポンプが原因のことも多いので、入居してからは簡単に対応できないので注意しましょう。
同棲や新婚生活の場合は女性1人になることもあるのでセキュリティ面も気を遣いたいところです。
・ カギはピッキングに強いディンプルキーが付いている部屋にする
・ 1階の塀の高さは十分な高さになっていて、侵入が容易でないか
・ 住人がそこそこ住んでいて人の目が多いか
男の1人暮らしと違って、女性は犯罪者に狙われやすい存在。大事なパートナーだからこそ、できる対策は怠らないようにしましょう。
・携帯電話の電波状況の確認
最近はWi-Fiルーターの設置もできるので、大きな問題にはなりませんが、気になる場合は携帯の電波状況も確認しておきましょう。
内側の部屋や周辺の建物状況によっては、電波が届きにくい場合があります。
事前に知っておけば、大手キャリアからホームアンテナを借りるなどの対策を講じることも可能です。
・コンセントの数と位置の確認
家電製品をたくさん置く場合は、コンセントの数を確認しておきましょう。
特にテレビのアンテナ線や電話線など、コンセントの位置で家電の設置位置まで制限されることがあります。
事前に数と場所を押さえておくことで、事前にテレビや電話などの設置場所を想定したうえでレイアウトを考えることができます。
コンセントの位置を押さえずにレイアウトを考えても、実現不可能な場合があるので注意しましょう。
・汚れや傷の確認
壁紙の汚れやフローリングの傷は事前にチェックしたいところ。
ただし、内見時は他の物件も控えていて時間がないと思います。
目星がついた部屋については、契約前までにしっかりとチェックするようにしておきましょう。
できる限り、入居直前に写真や動画を取っておいて、気になる傷や汚れは相談しておくようにしましょう。
・住民トラブルの確認
部屋の中だけではなく、住んでいる住人も重要な内見ポイントです。
共用掲示板には、その建物の管理会社や大家からの注意書きが記載されています。
具体的に「22時以降の騒音クレームが寄せられています。」といった注意喚起文が掲示されている場合は、隣人の質が悪い場合がありますので、注意するようにしましょう。
・共用設備の確認
快適に生活を送るためには、共用設備の状況も確認しておきましょう。
宅配ボックスなどの設備は、配送サービスが発達して現代において非常に便利な共用設備です。
他にも駐輪場の規模や、ゴミ置き場が綺麗に清掃されて使われているかなど、他の住人の使い方なども確認しておきましょう!
内見に向けた準備2:必要な持ち物の準備

見るべきポイントで触れたように、内見ではサイズを測ったり水平を確かめたりと、様々な道具が必要になります。
優先度の高い順に持ち物をまとめると、以下のようになります。
★★★ 図面
★★★ スマートフォン
★★★ モバイルバッテリー
★★★ メジャー
★★★ 持ち込む予定の家具サイズ情報
★★★ 筆記用具
★★ スリッパ
★ 方位磁石
★ 懐中電灯
★ ビー玉
★★★…絶対に必要 ★★…用意しておいた方が良い ★…スマホで代用可といった感じで分けてみました。
それぞれの使い方について簡単に説明していきます。
★★★ 図面
間取りや寸法情報が記載された図面は、内見の必需品です。
ほとんどの場合、不動産屋の担当者が用意してくれますが、事前に受け取っている場合は持参するようにしましょう。
★★★ スマートフォン
スマートフォンは、多様な役割を担ってくれる内見必需品です。
まず絶対的に必要になるのはカメラ機能です。
写真や動画を撮影しておくことで、後からでも見返すことができて各部屋の比較が容易になります。
★★★ モバイルバッテリー
スマートフォンの充電が切れてしまえば、内見どころではありません。
1台4役くらいを担っている携帯電話が使えないのは致命的とも言える大ダメージです。
必ずモバイルバッテリーを持っていき、充電切れに備えるようにしましょう。
★★★ メジャー
家具の搬入経路や設置計画を立てるために多用することになります。
必ずメジャーを持っていき、サクサク計測できるようにしておきましょう。
★★★ 持ち込む予定の家具サイズ情報
家具レイアウトをイメージするためにも、持ち込む予定の冷蔵庫や洗濯機のような大物家電・大物家具のサイズ情報をメモしておきましょう。
メジャーを用いて家具の設置想定をすることで、部屋の広さ感も掴めるので必ず計測してから内見に行きましょう。
★★★ 筆記用具
各部屋で感じたことや評価点などを書き込むための筆記用具を持っていきましょう。
おすすめはフリクションです。一本あれば十分だと思います。
説明するまでもないですが、図面の線表現に重なってもハッキリと見えますし、消すこともできる万能ペンですね!
★★ スリッパ
素足での内見はNGなことも少なくありません。最低限、靴下は履いていくようにしましょう。
最も望ましいのは、スリッパを持っていくことです。
不動産屋の担当者が用意してくれている場合もあるので、事前に確認が取れていれば持参する必要はありません。
★ 方位磁石
部屋の方角を確認するのに使います。スマートフォンの機能で問題ありません。
★ 懐中電灯
内見時に通電していない部屋も少なくありません。
窓に面していない部屋や夕方の内見はかなりの暗さになるので、懐中電灯を持参するようにしましょう。
スマートフォンのライト機能でも問題ありません。
★ ビー玉
建物の傾きを確認するために使います。リップクリームなどの筒状の物体でも代用可能です。
スマートフォンの水平器機能でも問題ありません。
内見当日の流れ

内見当日の流れは以下の通りです。
① 担当者と待ち合わせして、事前に希望条件を確認
➁ 内見物件に担当者の車で移動
➂ 担当者と一緒に物件へ入室
④ 部屋の状態を細かく確認
⑤ 気に入れば入居申し込みへ / 気に入らない場合は別物件へ
不動産会社で集合する場合は、担当者の車で移動することが一般的です。
事前に希望条件を伝えておくことで、条件に適した部屋をいくつか用意してくれます。
忙しい人は、現地集合を提案することができるので不動産会社に提案してみるようにしましょう。
住みたい部屋が決まったら、賃貸借契約へ
内見した物件が気に入ったら、その日のうちに入居の申し込みをするか1度持ち帰って冷静に判断することが可能です。
申し込みをする場合は、入居申請書に「住所・指名」「勤務先」「年収」などを記載して入居審査の準備を勧めましょう。
入居申し込み後、審査を経て契約が確定
入居申し込み後は、必要な資料を用意して「入居審査」を受けます。
審査通過後は、「重要事項説明」「賃貸貸契約」へと進み、契約を終えましょう。
契約後は1ヶ月ほどの期間が空くので、その間に引越しや退去の手続きを済ませて入居の準備を進めておきましょう!
まとめ|事前の準備が内見成功の秘訣!
以上、私たちカップルが内見するときに意識していたポイントについて書きました。
内見は事前の準備を怠ると、ものすごい労力を費やすことになり、喧嘩の火種にもなりかねないので注意しましょう。
事前に見るべきポイントを共有しておくことで、格段に部屋選びが簡単になるので是非実践してみてください。
ちなみに、この記事は「内見のポイント」をまとめた記事です。
「そもそも部屋探しの条件を整理できてないよ」「部屋探しって、どのサイトがおすすめ?」という人は、その他の情報も記事にしているので確認してみてください。
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