この記事を見れば、同棲に必要な生活費の目安や、生活費を抑えるための節約術を知ることが出来ます。
大好きな人と毎日一緒にいることができる同棲はとても魅力的ですよね!しかし、良い関係を続けるためには、日々の生活が安定していることが重要です。ストレスを抱えながらの同棲生活は喧嘩が絶えないものになり、最悪の場合別れる可能性だってあります。
実際、私自身も同棲をしていた際には何度も別れそうになりました。生活が安定していなかった頃は、特に危険な状態だったと思います。今では、自炊など節約することを一緒の目標として掲げたことで安定した生活が続いています。
好きな人と毎日一緒にいれる同棲は、非常に楽しいものです!だからこそ、生活の基盤となる生活費をしっかりとコントロールするようにしましょう。押さえるべきポイントを、紹介していきます。
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同棲することで生活費は節約できる?
そもそもの話になりますが、1人暮らしと比べて同棲することで1人当たりの生活費はどうなるのでしょうか。
一般的には、同棲したほうが1人当たりの生活費は安くなると言われています。
例えば、家賃は1人で住むときよりも多少高くなると思いますが、2人で支払うと考えれば1人で住んでた時よりも安くなるはずです。また、自炊する場合も1人分よりも2人分作ったほうが、食材費や光熱費を安く抑えることができると言われています。
よって、元々互いに1人暮らしをすることが成立していたカップルであれば、同棲によって生活が破綻するとは考えにくいです。
結婚を目標にしているカップルは、同棲を始めることで生活費を節約して結婚資金を早く貯めることも可能になります。
同棲カップルの生活費の内訳を紹介!
さて、同棲すれば一般的には生活費を節約できることを紹介しましたが、実際にどれくらいかかるかを知らないと不安ですよね。
まずは1つの例を紹介したいと思います。日本全体のデータとして総務省が発表している「家計調査報告」を参考に内訳を見ていきたいと思います。
項目 | 支出金額 |
---|---|
食糧費 | 74,219円 |
住居費 | 19,074円 |
光熱・水道 | 20,772円 |
家具・家事用品 | 11,980円 |
被服および履物 | 8,844円 |
保健医療 | 14,279円 |
交通・通信 | 40,728円 |
教育 | 13,944円 |
教育娯楽 | 24,742円 |
その他 | 52,215円 |
合計 | 280,797円 |
※出典:総務省「家計調査報告(家計収支編)2021年4~6月期 1世帯当たり1か月間の収入と支出」
上記のデータは、社会全体の2人以上の世帯を対象とした調査ですので、一般的な同棲カップル世代の支出の実態とは多少の差はあります。調査結果によると平均の世帯人員は2.93人とのことなので、2人暮らしであればそれぞれの数値は次のようになります。
項目 | 支出金額 |
---|---|
食糧費 | 50,661円 |
住居費 | 13,018円 |
光熱・水道 | 14,176円 |
家具・家事用品 | 8,176円 |
被服および履物 | 6,036円 |
保健医療 | 9,745円 |
交通・通信 | 27,796円 |
教育 | 9,516円 |
教育娯楽 | 16,886円 |
その他 | 35,636円 |
合計 | 191,643円 |
ということで、内訳は同棲カップルの生活の仕方によって大きく変化すると思われますが、一旦の目安としては1人当たりの生活費が10万円程度で見積もっておけば、一般的な生活水準での生活が可能だと考えられます。
同棲カップルにおすすめの生活費節約術!
同棲における一般的な生活費の水準が分かってきました。しかし、できることなら生活費を節約して貯蓄をしていきたいですよね。ここからは、同棲カップルにおすすめの節約術を紹介していきたいと思います。
同棲の節約術【生活基盤編】
初めに【生活基礎編】と称して、同棲前から意識しておくべきポイントを紹介します。
節約というと我慢のイメージが強いかと思いますが、無理な我慢はストレスの原因。
まずは、毎月払わなければならない固定費を中心に見直していきましょう!
毎月の家賃が負担にならないようにしよう!
同棲生活の中で、最も大きい出費になるのが住居費(=家賃)です。世間的には家賃は収入の3分の1程度が良いと言われていますね。
確かに3分の1程度を目安として探せば良い物件に巡り合えると思いますが、貯蓄を考えると意外と影響が大きいことも。
毎月継続して何万という大金を払うのですから、少しでも家賃が安く考えることは長い目で見ても大きな節約となるのです。
また、一度決めてしまった部屋を出るのも大変です。約款的にも費用的にも、一度引っ越してしまったら簡単に引っ越すことはできませんので慎重に部屋を選ぶことにしましょう。
まずは、家賃予算を高く見積もりすぎないことを意識しましょう。住むことを考えている土地にもよりますが、収入の4分の1でも住み心地の良い家が簡単に見つかるものです。
同棲生活に憧れを抱いて良い部屋を借りた結果、家賃の工面に苦労するといったことが無いように、まずは家賃で節約することを心がけましょう。
電気代を工夫して節約しよう
電力自由化の施行により、消費者が自ら電気代の安い会社を選べるようになりました。
電気事業にも価格競争が取り入れられたことによって、選ぶ電力会社で料金プランや割引キャンペーンが大きく異なります。深夜に電気を使うことが多い、夜間は電気を使わないなどライフスタイルに合った料金プランを選択することが重要です。
選んだ会社によっては、月2,000円、年間で25,000円以上お得になることもあるので、是非検討してみてください。
ガス代を工夫して節約しよう
ガスも電気同様に自由化が進んでいますので、自らより安価なガス会社を選択することが重要です。
しかし、ガスには電気と違い、もっと重要なことがあるのです。それは都市ガスを使用している物件かプロパンガス(LPガス)を使用している物件かということ。この選択がガス代の節約に大きく関わってきます。
節約したい方は必ず都市ガスを使っている物件を選ぶようにしましょう。
というのも、都市ガスはいわゆる町中に埋まっているガス管からガスを使用するのですが、付近にガス管が通ってない場合はプロパンガスを使用します。
このプロパンガス、ボンベに入れて業者が持ってきてくれるものなので運搬費や人件費が嵩んで非常に高価になってしまうのです。
一般的に、プロパンガスは都市ガスの2倍程度の料金と言われていますので、絶対にプロパンガスは選ばないようにしましょう。
同棲の節約術【日常行動編】
次は、日常生活の中で実践できる節約術を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
光熱費の無駄遣いを削減しよう!
電気代・ガス代を節約することが、節約術の第一歩です。
生活リズムを同じにすることや、同じ部屋で過ごすことを心掛けることで照明やエアコンにかかる電気代やお湯を沸かすガス代を節約することができます。
ご飯を同じ時間に食べることや、家にいる時間を同じにする、お風呂や寝る時間を一緒にすることで、光熱費を大きく下げることができます。
せっかく一緒に住んでいるので、生活リズムを合わせて互いに一緒にいる時間を増やして関係性まで良くなれば良いことづくめです!
デート代を節約する
同棲しているからこそ、休日は外に出てデートしたいと思っちゃうもの。しかし、毎週のデートで目いっぱいお金を使ってしまうと、デート代にかかる費用がかなり生活費を圧迫することになります。
おすすめは、お金を使って贅沢をするデートと節約を意識したデートをバランス良く織り交ぜること。事前に予算を設定してみると、今までは経験したことのないようなデートプランを組めることも。
また、休日だからこそ一緒に日用品の買い出しや料理などの家事に取り組むこともおすすめです。負担になりがちな家事も一緒に取り組むと案外楽しめるもの。力の入れ具合を調整して、無理なくデート費も節約していきましょう。
自炊で食費を節約しよう!
食費は生活費の中でも占める割合が大きく、努力次第で最も節約することが可能です。一緒に料理を作ることは、2人の楽しい時間にもつながるので特におすすめです。
とは言え、最初はレパートリーも少なく技術もないのでレシピの探し方など少々大変です。
徐々に自炊の頻度を高められるよう、少しずつ挑戦していきましょう!
家計簿をつける
節約を本気でしたいのであれば、家計簿を付けてみましょう。
と言うのも紹介した節約術はどれも実践すれば必ず節約につながりますが、その効果の大小は同棲カップルによって変わります。
家計簿をつけることは、支出の内訳を見える化するということ。何に支出をしているかを理解して初めて節約すべきところがわかるのです。
あなたも家計簿をつけることで、あなた達だけの節約術を見つけて、もっと生活を楽にしていってくださいね!
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まとめ|生活費を見える化して節約ポイントを見つけよう
以上、「同棲カップルにおすすめの節約術」に関する解説でした。いかがだったでしょうか。
改めて、ポイントを確認していきましょう。
・ 同棲カップルの平均的な生活費は、2人で20万円
・ 節約の基本は固定費を見直すことから!
・ 家計簿を使って支出を見える化!効果的に節約ポイントを見つけよう!
まずは、毎月かかる固定費の見直しから考えましょう。小さな節約に見えても、積もれば山となります。
それから、日々の生活も見直してみましょう。あくまで無理のない程度に意識することが成功の秘訣です!
お金の不安によってカップルの仲が乱れるのは本当に辛いこと。この記事から生活費の節約方法を学び、不安なく楽しめる同棲生活を送ってくださいね!
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