いつもありがとうございます。
ぴおです。
『恋愛基礎講座LESSON6:女性の自分磨き』が本日からスタートしています。
LESSON6は27日AM7時まで開催しています。
恋愛力を磨きたい方は下記リンクを参照ください。
さて、本日のテーマは『見返り』です。
このブログを見ているあなたは、少なからず恋愛の勉強をしていると思います。
恋愛系の記事を見ていたら、こんな言葉を見たことはないでしょうか?
『恋愛に見返りを求めてはいけない。見返りを求めずに与えることができる女性になりましょう』
見返りを求めない愛。理想的ですよね。
そうなんです。これは理想でしかないんです。
基本的に女性が見返りを求めないことは難しいです。そういう脳の構造になっています。
だから『見返りを求めることなく与える』のは無理だと思ってもらって構いません。
そんなことよりも良い方法があります。
この方法は巷に書いてある恋愛本や恋愛ブログで見たことない、ぴお独自の方法です。
そもそも女性が見返りを求めてしまいがちなことには、2つの理由があります。
その理由は下記の2つです。
- 女性は愛情を感じると世話を焼きたくなる
- 女性は自分のして欲しいことを間接的に伝える癖がある
まず1つ目、『女性は愛情を感じると世話を焼きたくなる』からです。
女性には母性本能があります。
これはとても有名な本能なので、知っている方も多いのではないでしょうか。
生まれたばかりの赤ん坊は1人では生きていくことができないくらい未熟です。
両親の助けがなければ、とても生きていくことができません。
だから、愛情を感じると世話を焼きたくなるという本能を生まれ持っています。
この愛情を感じると世話を焼きたくなる本能は、男性よりも女性のほうが強いと言われています。
これはオスが食糧を集めてメスが育児や群れの空気を整えていた時代の名残でしょう。
しかし、これはあくまでも自分の赤ん坊など、母親が守らなければならない対象に対して抱くべき感情です。
彼に対して抱くべき感情ではないんです。
恋愛関係で守ってもらわなければならないのは女性のほうです。
世話を焼いたり愛情与えたり大切にしたりするのは男性の役割なんです。
だからあなたは愛情を与えることよりも愛情を上手に受け取ることに慣れてください。
彼がしてくれたことに対して、感謝や喜びをきちんと伝えることができていますか?
彼がしてくれようとしたことに対して、申し訳ないからと断ってはいませんか?
受け取っていいんです。
愛されていいんです。
女性は愛されることによって、さらに輝きが増していきます。
それに彼も愛情を与えてあなたを喜ばせた経験によって良い男へ成長します。
男性が愛情を与え、女性が愛情を受け取る。
これこそ仲の良いカップルが、その関係を続けるために必要なことなんです。
2つ目の理由は『女性は自分のして欲しいことを間接的に伝えようとする癖がある』です。
女性社会は建前が重視される世界です。
自分の望みをストレートに伝えるのは、はしたないこととみなされる文化があります。
女性はこういう世界の中で生き抜いてきているので、彼にして欲しい事があるときには、自分が先にそれを行い、同じことを彼から返してもらおうとする傾向があります。
この方法が女性社会では自然と行われている頼み方です。
しかし男性社会にそのような文化はありません。
して欲しいことがあれば直接頼む。
それが男性社会のルールです。
そして必ず知っておいてほしいのですが、男性はどうしても必要なときにしか自分から頼みごとをしようとはしません。
男性は可能なら自分1人の力で解決したいと考えます。
人を頼ることは自分の弱さを認めることになるからです。
それくらい貴重なことなので、男性社会において人に頼られるのはとても名誉なことになるんです。
世の男性が女性から頼みごとをされたときに喜んで応えようとしてしまうのは、自分の力を認められて良い気分になるからです。
女性から見れば不思議なのかもしれませんが、わがままな女性が男性には魅力的に見えるのは振り回すと頼られるを勘違いする男性が多いからなんです。
その加減を調整できるお願い上手な女性は、男性に長きにわたって深く愛されます。
逆に言えば、男性は頼まれない限り自分から動こうとはしません。
男性社会で余計なおせっかいを焼くことは、自分の力で何かを成し遂げようとしている人を邪魔することで、とても失礼なことになるからです。
それに男はとてもナマケモノなので、あなたが彼の世話を焼いても、まさかその行動を自分に求めているとは露ほども想像しません。
もう一度言います。露ほども想像しません。
あなたが不満を溜めていることにも全く気づきません。
だから、一方的に尽くせば尽くすほど男性はどんどん行動しなくなり、女性はどんどん不満が溜まってしまうんです。
この悪循環を変えていくためには、2つのコツがあります。
1つは自分の望みを行動ではなく、お願いして言葉できちんと伝えること。
見返りを求めて行動してもあなたに不満がたくさん溜まっていくだけです。
「私はこんなにやってるのになんであなたは行動してくれないの!」と彼を問い詰めても、「やって欲しいんだったら言葉にして伝えればいいじゃん」と言われるのが目に浮かぶようです(ーー;)
そうならないように基本的には彼に動いてもらう。
そのためにも、『お願いする』ことを日常的に練習しておきましょう。
もう1つは、あなたが見返りを与える側になることを心がけることです。
男性は女性のことを愛する力を生まれ持っていますが、無条件に愛するわけではありません。
実は男性があなたのために何かをするのは、『とあること』を求めているんです。
その『とあること』というのが、先ほども少し出てきていた感謝と喜びです。
良いですか?もう一度確認しておきましょう。感謝と喜びです。
これが女性の恋愛の武器なんです。
男性心理で知っておくべきことは1つです。
自分の頑張りを認めて欲しいんですよ。喜んで欲しいんですよ。自分の好きな人に。
尽くすのを止める必要はありません。
世話を焼きたくなる気持ちも止める必要はありません。
ただ、その素敵な力は彼が頑張った見返りとして使ってあげるようにしてください。
見返りがもらえることがわかれば、彼はあなたからの見返りを求めて、ますます行動するようになっていきます。
恋愛の主導権が女性にあると言い続けている理由は、正にここにあります。
女性は自己犠牲があまり得意ではありません。
それに対して男性は自己犠牲をするのがとても得意です。
どんなに大変な思いをしてもお客さんの喜んでる顔を見れば、今までの苦労が報われる。そういうふうに考えている男性は多いものです。
彼からの見返りを求めて行動することはやめて、彼の行動に対して見返りを与える立場になってください。
これを意識するだけで、女性の恋愛は圧倒的にラクになります。
恋愛は女性の方が有利なポジションにいることを改めて意識してもらい、素敵な恋愛を育てていってくださいね。