いつもありがとうございます。
ぴおです。
最近は『別れそうです。どうにかなりませんか・・・?』という相談が非常に多いですね。
やはり危機を感じてから焦って相談を決断をするという方が多いようですが、こじれにこじれた状態から持ち直すのは非常に大変です。
別れそうになっている状況をひっくり返すには、あまり頼りたくない方法ですが『駆け引き』を仕掛けていくほかにありません。
基本的に女性の恋愛に駆け引きは必要ないです。
なぜなら主導権を握っているのは女性だからです。
駆け引きというのは五分五分の状態や、不利な状態で相手を出し抜くために使うものです。
最初から圧倒的に有利な女性が駆け引きを使うというのは、無駄な勝負を仕掛けていることにしかなりません。
しかし何事にも例外はあります。
女性の恋愛で駆け引きが必要になるのが、まさに別れそうになっている瞬間です。
彼が別れるかどうかを考えていて、自分は別れたくない時というのは女性のほうが立場が悪くなっている瞬間です。
ゆえに状況をひっくり返すための駆け引きが必要になるわけです。
失敗すれば当然別れることになります。
しかし、うまくいけば状況をひっくり返すことができるかもしれません。
大事なのは『逃げない』こと。そして『感情的にならない』ことです。
他の記事でも書いたことがありますが、カップルには段階的なステージがあります。
ざっくり説明すると・・・
- 付き合ったばかりで何をしていても楽しい非日常の時期
- 最初のドキドキが収まり現実的な問題も見えてきて別れそうになる時期
- 別れの危機を乗り越えたことで何が来ても乗り越えられると互いへの信頼が強固になる時期
上記のような段階があります。
長続きしているのに結婚できないカップルと長続きを経て結婚できるカップルとの差は、3つ目の『別れの危機を乗り越えることができたかどうか』にかかっています。
男性にとっても女性にとっても、結婚は人生における大きな選択です。
離婚のハードルは下がっているとは言え、悪いイメージを拭いきるにはまだまだ至っていません。
つまり、この人とは何かあったら別れそうだなーって思っているうちは結婚の選択肢なんて出てこないわけです。
以前の記事で、結婚した同級生の話をしたことがありますが友達夫妻も結婚式の1年ほど前に1度別れてしまっていました。
しかし別れを乗り越えて復縁した先に、今回の結婚を決断して無事に幸せそうな姿を見ることができました。
本人たちも気付いてないようでしたが、あの別れがなければ今も結婚せずに過ごしていたかもしれません。
では別れのときにすべき『駆け引き』とは何なのか。
まず大切なのは必死になりすぎて、彼の心に『めんどくさい』という思いを芽生えさせないことです。
『めんどくさい』という感情は恋愛において非常に厄介な敵になります。
- 別れると言っているのに、男性の話を全然聞こうともしない。
- 少し頭を整理する時間が欲しいと言っているのに、一人にしてくれない。
- 突然泣き出してしまって、まともな話し合いにならない。
- 少し距離を置こうと言っているのに、職場で待ち伏せしてくる。
こういうことをしてしまうと、彼の心の中には『うんざり』といった感情が出てきます。
『別れたい』と『嫌い/うんざりする』は全くの別物です。
『別れたい』だけなら恋愛感情は残っています。
だから時間を置くことによって男性の記憶は美化されていくわけです。
復縁とかがうまくいくのも、だいたいこのパターンです。
しかし『嫌い/うんざりする』は拒絶の心情まで至っているので、その感情が美化されることはなかなかありません。
『二度と関わるのはごめんだ』と思われてしまったら、それ以上良い印象を持ってもらうのは至難の業になります。
仮に別れることになったとしても、悪い印象を残さないこと。
これが何よりも大切です。
このことを良く理解しておいてください。
恋愛は距離感を間違えてしまったことによる別れが非常に多いです。
この場合、正しい距離感に戻ることによって徐々に愛情を取り戻すことが可能になります。
『押してダメなら引け』という言葉もある通り、別れを切り出すほど感情的になっているときは関わることすら嫌がることも少なくありません。
- 顔を合わせるだけでイライラする。
- 別れたくないからって自分勝手な態度にうんざり。
こんな状況では、何をしようが裏目に出てしまうのは間違いありません。
だから、少し距離間を整えてあげたほうが良いです。
男性の別れたいという感情は一時のものであることも多いです。
1人でじっくりと考えることで、『言い過ぎた』『本当にこのまま別れて良いのだろうか』と迷うことも少なくありません。
だから距離を少し置くことも考えてみてください。
落ち着いてから話し合えれば、別れの危機を乗り越えられる可能性は非常に高くなります。
感情的に話し合うよりはよっぽどマシな話し合いができるはずです。
もちろん、これが有効なのは交際中にきちんと絆を作って来れたカップルだけです。
交際中にしっかりと追わせることができていれば、別れそうなときにも望みをつないでくれるかもしれませんよ。
どちらにせよ、別れのリスクに怯えたままでは逆効果の行動ばかり取ってしまいます。
彼に媚びたまま関係を修復しても良い恋愛はできませんから。
別れの危機で互いの大切さを思いだせると、『つらかったけど、結果的にはケンカして良かった』と思える日が来ます。
もしケンカで悩んでいるときは、次のステージに進むための試練なんだと考え、勇気を持って立ち向かってくださいね。