いつもありがとうございます。
ぴおです。
すでにメルマガに登録してくれている方には連絡済ですが、今週から電話相談を再開しています。
女性の悩みを解決する一歩目は、ゆっくりと話を聞いてもらうことです。
話をすることによって気持ちも思考も整理されていきますからね。
カウンセリングの技術がある人と会話するだけで、悩みが解決したという話も少なくありません。
恋愛は人生の幸せを大きく左右します。
自力で解決しようとすることも大切ですが、重要な人生の選択をプロに頼るのも時には必要なことだと思います。
さて、本日のテーマは『男性が望む『頼る、甘える』の正体』についてです。
メルマガのほうに次のような質問が来てましたので、答えていきたいと思います。
この質問のように気になったことは、どんどん質問してくださいね。
同じように迷っている女性はいるはずですから、すごく助けになると思います。
5年ほど付き合い、プロポーズもして頂けていたのですが、お別れした方から言われたことです。「もっと頼ったり甘えたりしてほしかった」と。頼ったり、甘えたり、かなりしていたと思うのですが、どういったことされたかったのでしょうか?
よく男性から「遠慮するよね」とは言われますが、今後のためにも遠慮しない方がいいこと、頼ったり甘えたりすると嬉しいこと、具体的にお伺いしたいです。
めちゃくちゃ重要な質問ですよね。これに似た質問は、とてもたくさん来ます。
「上手に甘えることができません」
「頼るってどうすれば良いんでしょうか・・・」
たしかに難しいんですよね。
なんと言っても、最近の女性は男性のように育てられるようなことが増えてきています。
『女性でも勉強、仕事できるようにして1人でも生きれないとダメだ。』
『他人に迷惑をかけないよう良い子にしてないとダメだよ。』
こういうことばかり言われてしまうと、徐々に人に頼ることはいけないことだと思ってしまいますよね。
しかし、これは男性的な考え方に染まっていくことになるので、特に恋愛においては真に受け過ぎないほうが良かったりします。
では、そろそろ具体的に質問の内容に応えていきたいと思います。
質問いただいているとおり、男性が何を求めているのかを知ることが最も重要なことです。
しかし、その中身は非常に簡単です。
全く持って難しく考える必要はありません。
男性が「甘えて欲しかった、頼ってほしかった」というときの心理を分解すると、そこにあるのは1つの感情だけです。
その感情の正体は「彼女に男として認めて欲しい」ということだけです。
これは男性としての承認欲求と言えるもので、愛する女性に認められることで男性としての自信を持ちたいんですよ。
男性が女性に認められていると感じる瞬間には、大きく分けて2つの瞬間があります。
1つ目が『何かをお願いされて、信頼されている実感を得たとき』です。
『お願いする』ということは、相手に対して一定の信頼がないとできないことなんですよね。
たとえば仕事をしている場面であなたが頼みごとをするとき、絶対に外せない1つの条件があるはずです。
それは「この人なら、きっとやり遂げることができる」という信頼ではないでしょうか。
最初から依頼してもできないだろうと思っている相手に仕事をお願いしたりなんてしないわけです。
つまり『頼る甘える』という行為には、「あなたならできると信じている」という裏のメッセージが隠れているわけです。
男性は非常に鈍感で女性の感情を全く察することができない生き物ですが、この裏のメッセージだけは非常に敏感に読み取ります。
逆に『頼らない甘えない』という行為には、「あなたにはできないから頼まないわ」というメッセージが隠れているように男性には見えてしまうんです。
もしあなたが『迷惑をかけるのは悪いから・・・』という思いで頼むのをやめたとしても、彼は「あなたには安心して頼めるほどの力量はない」と言われていると思ってしまうんですよね。
男女の感性の違いによる壮大な擦れ違いなのですが、女性に認めて欲しいという感情は男性にとっては恋愛の目的そのものでもあるんです。
なので、ここは勇気を出して彼に頼みごとをしてみるということをしていくのが重要になってきます。
ここで重要なのは、あなたが本当に望んでいることであれば非常に簡単な内容でも問題ないわけです。
あなたが助けて欲しいと感じていれば、それは頼ってしまって構いません。
ラクをしたいからという理由だけは、ちょっと反発があるかもしれませんが・・・。
2つ目が『自分から女性に何かをしてあげて、それを喜んで受け取ってくれたとき』です。
『遠慮するよね』という言葉をよくもらう女性に多いのが、『謙虚すぎる』ということです。
男性が女性に対して何かをするとき、その目的は多くの場合でたったの1つだけです。
それは自分から何かをしてあげたことに対して、それを喜んで受け取ってほしいということなんです。
今後男性と交際するとき、男性が「〇〇してあげるよ」と言ったときは絶対に遠慮しないようにしてください。
それは男性から女性へのプレゼントのようなものなんです。
たとえばデートの前に「コンビニでなんか買っていこうか?」という言葉を彼からかけられたとき、あなたは何と返事しているでしょうか。
まさか「悪いし、買わなくていいよー。」とは言ってないですよね。
こういう遠慮や謙遜は全く持って不要です。
男性がこういう聞き方をするとき、彼女のためを装ってますが、ただ自分が買ってあげたい一心で言ってるんですよ。
なので、ここで断ってしまうのはプレゼントを買ってきてくれたのに受け取らないのと同じなんです。
これは男性にとっては結構ショックなことです。
彼はあなたの喜ぶ顔が見たい。ただそれだけです。
男性にとって惚れた女性はお姫様です。望みを叶えてあげたいんです。
彼に甘えたり頼ったりするのは、小さな望みで構いません。
「スイーツ買ってきてほしい!」「今日ご飯だけでも一緒に食べたい!」
こういうお願いをしっかりとしていくことです。
『甘える』『頼る』と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は自分のしたいことを『要求する』だけです。
『もっと甘えてほしかった』『頼ってほしかった』と言われる方は、男性への要求が少なすぎると考えてください。
これらの言葉を言われる方は、部下を率いて仕事をしていて、しっかり自立している方が多かったりします。
もちろん、自分の足で立てるほど自立していることは大切なことです。
でも、せっかく付き合ってるんだから普段は彼にわがまま言って良いんですよ。
仕事とプライベートのオンオフのように、仕事と彼の前でのオンオフを意識してみてください。
攻めすぎれば「重い」と言われ、守りすぎれば「もっと頼ってほしい」と言われるのが、恋愛の理不尽なところです・・・。
でも、このバランスが上手に取れるようになったら他の女性を置き去りにできるくらい溺愛されるようになりますよ。
そして何より、女性が男性にお願いをしやすくなることで女性自身の幸せも非常に安定したものになっていきます。
どんなにしっかりと自立できている女性でも、やっぱり女性として生まれた以上は愛されたいし大切にされたいと願ってしまうんです。
ぜひ、そういうバランスの取れた付き合い方を目指してみてください。
恋愛相談でも女性は遠慮しすぎなことが多いですからね。
徐々にわがままレベルを引き上げて、彼が許してくれるラインを見極めていきましょう!