先日、同窓会がありました。年齢的にも、もう結婚している人が多くて、自然と夫婦関係とかプロポーズの話になったんですよね。
その中で、ある女の子がこんな話をしていました。
「もうすぐ結婚しそうな雰囲気ではあるんだけど、同棲しているから、なかなか結婚に進むきっかけがないんだよね」
これ、すごくわかる話なんですよ。僕自身も、結婚前に同棲していました。今は恋愛コンサルタントとして、基本的には同棲はあまりおすすめしていないんですが、それは僕自身が経験しているからこそです。
同棲すると、結婚のきっかけがかなり曖昧になります。なぜなら、すでに一緒に暮らしているからです。
- 生活はほとんど変わらない。
- 一緒にご飯を食べる。
- 同じ家に帰る。
- 休みの日も一緒にいる。
そうなると、男性側からすると「結婚したら何が変わるの?」という感覚になりやすいんですよね。
男性は、結婚に憧れていないことが多い
ここは女性にとって、かなり大事な話です。男性は、女性ほど結婚に対して強い憧れを持っていないことが多いです。
もちろん、人によります。でも多くの男性にとって結婚は、人生の大きな夢というより、肩書きが変わる感覚に近い。
- 彼女が妻になる。
- 法律上の関係が変わる。
- 家族として見られるようになる。
- 制度的には大きく変わります。
でも、すでに同棲していると、日常生活そのものはあまり変わらないんです。
だから男性からすると、
- 「子どもを考えるなら結婚した方がいいよね」
- 「そろそろ年齢的に結婚かな」
- 「親にも挨拶しないとね」
くらいの現実的な感覚になりやすい。
女性にとって結婚が、人生の大切な区切りであり、安心感であり、自分の人生を守ってくれるものだとしたら。男性にとっての結婚は、もう少し事務的に見えていることが多いんです。ここに、男女のズレがあります。
婚約指輪と結婚指輪の違いを知らない男性は普通にいる
同窓会で、もう一つ面白い話が出ました。「婚約指輪と結婚指輪の違い、知ってた?」という話です。
女性陣は、みんな当然のように知っていました。婚約指輪は、プロポーズのときにもらうダイヤがついた指輪。結婚指輪は、結婚後に夫婦でつけるリング。女性からすれば、かなり当たり前の知識だと思います。
でも、男性側は違いました。みんな口をそろえて、「知らなかった」という反応だったんです。
僕もそうでした。
プロポーズについて調べるまで、婚約指輪と結婚指輪が別物だと知りませんでした。正直、結婚指輪を買って、そのうちの一つをパカッと開ける箱に入れて渡すものだと思っていました。
これを女性に言ったら、「そんなわけないやん」とめちゃくちゃ笑われました。でも、男性側はかなり共感してたんです。
これ結構恋愛ではかなり大事なこと。女性にとって常識でも、男性にとっては常識ではないことが、結婚やプロポーズにはかなり多いんです。
「わかってくれるはず」は危ない
もしあなたが、将来プロポーズされたいと思っているなら、ここは本当に覚えておいてほしいです。男性は、プロポーズに関する女性側の理想をほとんど知りません。
- 婚約指輪が必要なのか。
- 指輪はいらないのか。
- 家でプロポーズされたいのか。
- ホテルやレストランでされたいのか。
- 花束がほしいのか。
- サプライズがいいのか。
- 事前に一緒に指輪を見に行きたいのか。
こういうことは、女性によって全然違います。
ある女性は、「婚約指輪は絶対にほしい」と思っている。でも別の女性は、「婚約指輪にお金を使うくらいなら、旅行に行きたい」と思っている。
ある女性は、「夜景の見えるレストランでプロポーズされたい」と思っている。でも別の女性は、「人前は恥ずかしいから、家で静かに言ってほしい」と思っている。
これ、男性からすると無理ゲーなんですよ。正解が人によって違いすぎる。だから、彼があなたの理想に自然にたどり着くと思わない方がいいです。
- 察してくれるはず。
- 普通わかるでしょ。
- 好きなら考えてくれるでしょ。
これは危ないです。彼が愛していないからできないのではありません。本当にわからないんです。
男性は、答えがない問題にかなり弱い
男性は、目的地がわかれば頑張れます。
- 「こうしてほしい」
- 「これは絶対に大事」
- 「これはいらない」
- 「ここだけは守ってほしい」
こう言われると、かなり動きやすくなります。
逆に、一番困るのは、何も情報がない状態で完璧な正解を求められることです。
たとえば、婚約指輪ひとつ取っても、男性からするとかなり難しいです。まず、婚約指輪と結婚指輪が別物だと知るところから始まる。
- そこからブランドを調べる。
- お店に行く。
- 指輪を見る。
- すると、デザインが何十種類もある。
- ダイヤの大きさも違う。
- 0.2カラットなのか。
- 0.3カラットなのか。
- 0.4カラットなのか。
- リングの形も違う。
- ダイヤの台座の高さも違う。
- リングの横にも宝石がついているデザインもある。
もう、わけがわからないんですよ。
女性からすると、
- 「このデザインは可愛い」
- 「これはちょっと派手」
- 「これは普段使いしにくい」
と感じるかもしれません。
でも男性からすると、判断基準がない。どれが正解かわからない。それで頑張って選んだものが、もし彼女の好みと違っていたら。男性もつらいですし、女性も悲しいですよね。
だから、最初から少しだけでも方向性を伝えておいた方がいいです。
わがままではなく、彼へのヒントだと思った方がいい
ここで遠慮してしまう女性は多いと思います。
- 「プロポーズの希望を言うなんて、わがままかな」
- 「自分から婚約指輪がほしいって言うのは重いかな」
- 「彼に考えてほしいし、言いすぎるのも違う気がする」
そう思う気持ちはわかります。
でも、僕はむしろ逆だと思っています。何も伝えない方が、彼にとっては大変です。彼はあなたを喜ばせたいと思っていても、何が正解かわからない。
どうしたらあなたが喜ぶのか。 どこにお金をかけたらいいのか。 何を外したら傷つけてしまうのか。
それがわからないまま、一生に一度のプロポーズを組み立てないといけない。これはかなり難しいです。だから、希望を伝えることは、わがままではありません。彼へのヒントです。
たとえば、
- 「プロポーズは家でも嬉しいけど、婚約指輪はほしい」
- 「指輪はいらないけど、その分2人で旅行に行きたい」
- 「高級な場所じゃなくていいけど、ちゃんと言葉で伝えてほしい」
- 「花束はほしい」
- 「人前のサプライズは苦手」
- 「指輪は一緒に選びたい」
これくらいは、伝えていいです。むしろ伝えた方がいいです。
0から全部当ててもらおうとしない
プロポーズは、たしかに特別なものです。だからこそ、「彼が私のために一生懸命考えてくれた」という感じがほしい。
これはすごくわかります。
ただ、0から100まで全部彼に当ててもらおうとするのは、かなり欲張りです。神経衰弱で、何のヒントもない状態から、1発目で正解のカードを引いてほしいと言っているようなものです。
それはさすがに難しい。でも、ゴールを伝えてあげれば、男性は頑張れます。
- 「婚約指輪はほしい」
- 「人前のサプライズは苦手」
- 「ちゃんとプロポーズの言葉は言ってほしい」
- 「場所は落ち着いたところがいい」
ここまで伝えてあげる。
そのうえで、どのお店にするか。 どんなタイミングにするか。 どんな言葉で伝えるか。 どうやって雰囲気を作るか。
そこを彼に考えてもらえばいいんです。これなら、あなたの理想も守れるし、彼が頑張る余地も残ります。
男性と女性は、見てきた世界が違う
今回の同窓会で改めて思ったのは、男性と女性は本当に見てきた世界が違うということです。女性にとっては当たり前のことが、男性にとってはまったく当たり前ではない。
プロポーズ。 婚約指輪。 結婚指輪。 結婚式。 入籍日。 両家挨拶。
こういうものに対する重みや知識量が、そもそも違うんです。女性同士なら、
- 「プロポーズってこういうものだよね」
- 「婚約指輪ってこういう感じだよね」
- 「このブランド可愛いよね」
という共通認識があるかもしれません。でも、その共通認識が男性側にもあると思わない方がいいです。
男性は本当に知らないことがあります。悪気があるわけではありません。愛情がないわけでもありません。ただ、知らない。ただ、考えたことがない。ただ、判断基準を持っていない。それだけのことも多いです。
理想のプロポーズがあるなら、ちゃんと伝えていい
もしあなたに理想のプロポーズがあるなら、ちゃんと伝えてください。
- 婚約指輪がほしいなら、ほしいと言っていい。
- 指輪はいらないなら、いらないと言っていい。
- 家がいいなら、家がいいと言っていい。
- レストランがいいなら、レストランがいいと言っていい。
- 花束がほしいなら、花束がほしいと言っていい。
- サプライズが苦手なら、苦手と言っていい。
これは、夢を壊す行為ではありません。夢を叶えるための打ち合わせです。結婚は、察してもらうイベントではありません。2人で作っていくものです。
プロポーズも同じです。もちろん、全部を指示する必要はありません。でも、絶対に外してほしくないポイントだけは伝えた方がいいです。
彼があなたを大切に思っているなら、その希望を叶えようとしてくれるはずです。そして、その希望をもとに彼なりに考えてくれたなら、それは十分に愛情です。
遠慮しすぎる女性ほど、後悔しやすい
恋愛で遠慮しすぎる女性は、結婚の場面でも遠慮しがちです。
- 「私が言ったら重いかな」
- 「彼に負担をかけたくない」
- 「自然にしてくれるのを待ちたい」
そう思って黙ってしまう。でもその結果、望んでいない形になってしまったら、あとで苦しくなります。
- 「本当は指輪がほしかった」
- 「ちゃんと言葉で言ってほしかった」
- 「もう少し特別感がほしかった」
- 「なんでわかってくれなかったんだろう」
そう思ってしまう。でも、彼からすると、「言ってくれたらやったのに」なんですよ。
このすれ違いは、かなりもったいないです。彼は彼女を喜ばせたくて動いている。彼女は遠慮して希望を言わない。互いに相手のことを想ってのことなのに、結果が伴わないのはもったいなさすぎる。だから、遠慮しすぎなくていいです。
大事なことほど、ちゃんと言葉にした方がいい。プロポーズは一生に一度の可能性が高いからこそ、なおさらです。
愛される女性は、希望を伝えるのが上手い
愛される女性って、何も望まない女性ではありません。むしろ、自分の望みをちゃんと伝えられる女性です。
でも、その伝え方がめちゃくちゃうまい。
- 「普通これくらいしてくれるよね」ではなく、「私はこうしてもらえたら嬉しい」と言える。
- 「なんでわかってくれないの」ではなく、「ここは私にとって大事なんだ」と言える。
- 「察してよ」ではなく、「これだけは覚えておいてほしい」と言える。
この伝え方ができる女性は、男性から見てもかなり助かります。男性は、好きな女性を喜ばせたい気持ちはあります。でも、何をしたら喜ぶのかがわからないことが多い。だから、ヒントをくれる女性はありがたいんです。そして、そのヒントをもとに頑張ったときに、女性がちゃんと喜んでくれる。
これが一番いい形です。
プロポーズは、彼の愛情テストにしない方がいい
最後に、大事なことを伝えたいと思います。プロポーズを、彼の愛情テストにしない方がいいです。
- 「何も言わなくても、私の理想通りにできるか」
- 「どれだけ私のことをわかっているか」
- 「本気なら完璧に準備できるはず」
こういう見方をすると、かなり危ないです。
男性は、あなたを愛していても、あなたの理想のプロポーズを知らないことがあります。婚約指輪と結婚指輪の違いすら、知らない可能性があります。でも、それは愛情がないという意味ではありません。ただ知識がないだけです。
だから、プロポーズで彼の愛を試すのではなく、彼が愛情を形にしやすいように、ちゃんとヒントを渡してあげてください。それは、彼に媚びることではありません。2人で幸せな記憶を作るための準備です。
理想のプロポーズがあるなら、ちゃんと言っていい。 婚約指輪がほしいなら、ほしいと言っていい。 大切にしてほしいポイントがあるなら、伝えていい。
それを受け止めて、あなたのために動いてくれるか。本当に見るべきなのは、そこです。プロポーズは、察してもらうものではありません。2人で幸せな形に近づけていくものです。