彼と会っているときは、うまくいっている。
彼も楽しそうだし、距離も近い。帰り際には「また行こう」と言ってくれた。
ところが、解散したあとに彼から連絡が来ない。
すると、不安になりますよね。
「今日は楽しかった。ありがとう」と送る。
翌日も、こちらから新しい話題を出す。
会話が終わりそうになったら質問を足し、数日後には次のデートの日程まで聞く。
彼との関係を止めたくないだけなのに、気づけば連絡もデートも自分からになっている。
一方で、男性が会っていない時間にも思い出し、自分から会おうとする女性がいます。
その女性は、デート中は意外と甘い。
楽しそうに笑うし、自然に甘える。好意も変に隠しません。
それなのに、離れたあとは彼を追いかけない。
この違いは、単にLINEが冷たいから生まれるものではありません。
では、何が違うのでしょうか。
男が執着するのは「LINEが塩な女」ではない
男性から追われたいと思ったとき、多くの女性が最初に変えようとするのがLINEです。
返信を遅らせた方がいいのか。
文章を短くした方がいいのか。
こちらから連絡しない方がいいのか。
しかし、返信する時間だけを変えても、関係はほとんど変わりません。
本当は一日中彼からの連絡を待っているのに、追わせるためだけに3時間返信を我慢する。
これは自立ではなく、駆け引きです。
表面上はドライに見えても、生活の中心は完全に彼のままです。
しかも、会っているときに好意が伝わっていない女性がLINEまで冷たくすると、
「自分には興味がないんだな」
と思われて終わることもあります。
男性を引きつけるドライさとは、冷たい文章を送ることではありません。
会っていない時間まで、女性が一人で関係をつなぎ続けないことです。
デート後にお礼を送るのは問題ありません。
彼から返信が来たら、普通に返してもいい。
ただし、終わりかけた会話を無理に延ばしたり、彼が何もしていないうちに次のデートまで用意したりしない。
まず、この違いを分けて考える必要があります。
会ったときの甘さがあるから、離れた時間が意味を持つ
離れているときに連絡を減らすだけでは、男性は執着しません。
前提として、会っているときに好意が伝わっている必要があります。
デート中、女性がずっと受け身で、楽しんでいるのかも分からない。
彼が褒めても「そんなことない」と否定する。
帰り際にも、また会いたいのか分からない。
この状態でデート後の連絡まで減らしたら、男性には脈なしに見えます。
会っているときに甘い女性は、変な駆け引きをしません。
会えてうれしければ、うれしそうにする。
楽しかったら「今日、楽しかった」と伝える。
彼から優しくされたら、疑わずに喜ぶ。
甘えたいときには、自然に甘える。
男性は、少なくとも自分に好意があることは分かります。
ところが、離れた瞬間に女性の生活すべてが男性中心へ変わるわけではない。
いつ連絡しても待っているわけでも、いつ誘っても予定が空いているわけでもありません。
好意は分かる。
でも、完全に自分のものになったような安心まではない。
この両方があるから、関係を続けたい男性は、次にどう動くかを考える必要が出てきます。
男が考え始めるのは「自分が動かないと次がない」とき
男性に想像させるために、秘密の多い女性になる必要はありません。
他の男性を匂わせる必要もないし、休日の予定をわざと隠す必要もありません。
大事なのは、男性が何もしなくても次のデートが用意される関係にしないことです。
先ほどのデート後の場面で考えてみましょう。
女性から「今日は楽しかった」とLINEが来る。
男性が返信する。
そこで、その日の会話は終わる。
また会いたいと思った男性は、自分から連絡し、誘い、日程を決めなければいけません。
その過程で初めて、
「次はどこに誘おう」
「今週は空いているかな」
「また会いたいと思ってくれているかな」
と、女性との続きを考えます。
反対に、女性が翌日から新しい話題を送り、次のデートまで決めてくれるなら、男性は考えなくても関係を続けられます。
彼に好意がないとは限りません。
ただ、好意を自分の行動に変える必要がありません。
追われる女性は、男性を不安にさせるのが上手なのではありません。
男性にも、二人の関係を進める責任を持たせています。
追われたい女性ほど、会っていない時間まで関係をつないでしまう
女性が動きすぎてしまう一番の理由は、不安です。
連絡しなければ忘れられそう。
会わなければ、ほかの女性に行きそう。
自分から動かなければ、この関係が終わりそう。
その不安を消すために、女性は彼へ連絡します。
返信が来れば、少し安心する。
次の予定が決まれば、もっと安心できます。
しかし、その安心は長く続きません。
彼が自分から動いた結果ではないからです。
また数日たてば、
「私から連絡しないと何もない」
という現実にぶつかります。
そこで、さらに女性から動く。
すると、男性はもっと受け身になります。
女性は関係を守っているつもりですが、男性から見ると、待っていれば次の展開が来る関係です。
追われたいのに、男性が追う必要のない環境を自分で作っています。
付き合うことだけが目的なら、女性から積極的に動いて関係を進める方法もあります。
しかし、付き合ったあとも男性から行動してもらいたいなら、女性一人で関係の進行を背負い続けてはいけません。
駆け引きで冷たくしても、自立した女性にはなれない
では、追われるために連絡を我慢すればよいのでしょうか。
違います。
駆け引きをしている女性は、連絡しない間も彼の反応を見ています。
「今返したら、暇な女だと思われるかな」
「もう少し待ったら、追ってくるかな」
「冷たくしたら、焦ってくれるかな」
行動は止めていますが、頭の中は彼でいっぱいです。
自立した女性は、彼を追わせるために離れるのではありません。
仕事をする。
友達と出かける。
趣味を楽しむ。
疲れているなら、早く寝る。
彼がいない時間を、元から持っている自分の生活へ戻しているだけです。
連絡しないことが自立なのではありません。
連絡していない時間にも、自分の人生を過ごせていることが自立です。
だから、会ったときには素直に甘くなれます。
離れている間に我慢を重ねていないため、彼の前で不機嫌になったり、愛情を試したりする必要がありません。
離れたあとも男が動かないなら、ドライさではなく好意の問題
ここまで読むと、
「私が連絡を減らせば、彼は追ってくるの?」
と思うかもしれません。
必ず追ってくるわけではありません。
女性が余白を作ったからといって、なかった好意が突然生まれるわけではないからです。
女性が動くのをやめたあとに、
- 男性から連絡が来る
- 男性から会う提案が出る
- 具体的に予定を調整しようとする
このような動きが出るなら、男性側にも関係を進めたい気持ちがあります。
反対に、女性が動くのをやめた瞬間、そのまま関係が消えることもあります。
その場合、あなたのドライさが足りなかったわけではありません。
もっと上手に駆け引きをすればよかったわけでもない。
女性が動かなければ続かない程度の関心しか、男性側になかった可能性があります。
この現実は少し痛いです。
でも、自分ばかりが動き続け、その関係を「彼にも愛されている」と思い込むよりは早く分かった方がいい。
見るべきなのは、彼が何と言っているかだけではありません。
あなたが手を離したときにも、自分から関係を続けようとするかです。
会ったときは甘く、離れたら自分の生活へ戻る
会っているときは、好意を隠さなくて大丈夫です。
会えてうれしければ、その気持ちを見せる。
楽しかったら、きちんと伝える。
彼の好意を疑わずに受け取り、甘えたいときには甘える。
追われるために、デート中まで冷たい女性になる必要はありません。
離れたあとは、自分の生活へ戻ります。
お礼のLINEは送ってもいい。
彼から話題が来たら、普通に会話を楽しんでもいい。
ただし、終わった会話を一人で復活させ続けない。
毎回、自分から次のデートを決めない。
彼から行動が出るまで待つ時間を持つ。
その間に、仕事、友達、趣味、休息へ戻ります。
男性が会っていない時間にも思い出すのは、わざと冷たい女性ではありません。
会えば好意が伝わるのに、離れたら彼だけのために人生を空けて待っていない女性です。
彼女とまた会いたければ、自分から動く必要がある。
この状態があるから、関係を続けたい男性は、会っていない時間にも次の行動を考えます。
ただ、実際の恋愛では、彼から連絡が少ない理由が、
元から連絡をしない性格なのか。
あなたが動きすぎたことで受け身になったのか。
そもそも好意が弱いのか。
LINEの頻度だけでは判断できません。
出会ってから今まで、どちらが連絡し、どちらが誘い、どちらが関係を前へ進めてきたのかを見る必要があります。
自分が追いすぎているのか、それとも彼の気持ちが弱いのか分からない場合は、恋愛戦略相談で二人の関係を整理しています。
一般的な「連絡を減らしましょう」ではなく、これまでの二人の動きから、今は待つべきなのか、意思を伝えるべきなのか、距離を取るべきなのかまで具体的に確認します。