マッチングアプリで出会った男性から、毎日のようにLINEが来る。
会うたびに「かわいい」「こんなに気が合う女性は初めて」と言われ、3回目のデートで告白される。
ここまで強く求められたら、嬉しくなるのは当然です。
まだ出会って間もなくても、これほど積極的なら本気なのだろうと思いますよね。
返事を待たせたら、彼の気持ちが冷めるかもしれない。他の女性へ行ってしまうかもしれない。
そう考えて、その場で付き合うことを決める女性もいます。
ところが、交際後に会うのは彼の家やホテルばかり。昼間のデートは減り、あなたの仕事や生活について質問されることもありません。
会う時間は彼の都合で決まり、断ると露骨に機嫌が悪くなる。
それでも、
「私は彼女だから、セフレとは違う」
と自分に言い聞かせてしまう。
ここで一度、彼女という肩書きを外して、二人の関係の中身を見てください。
あなたは彼に深く愛されたから付き合ったのでしょうか。
それとも、強く求められたことで、愛されていると思ったのでしょうか。
早く付き合えたことが示すのは、愛情の深さではなく今の熱量
出会ってすぐ告白されると、その速さが愛情の強さに見えます。
時間をかけずに気持ちを決めてくれた。他の女性と迷わず、自分を選んでくれた。それほど自分に夢中なのだと思うでしょう。
もちろん、彼の気持ちが嘘とは限りません。
本当にあなたに会いたいと思い、誰にも取られたくないと感じている男性もいます。
ただし、早い告白から分かるのは、今の彼の熱量です。
あなたに強く惹かれている。もっと近づきたい。早く自分の彼女にしたい。
そこまでは分かります。
しかし、彼があなたとの関係を長く育てられる男性なのかは、まだ分かりません。
約束を守れるのか。自分の都合だけで動かないのか。意見が違ったときにも話し合えるのか。あなたが嫌がることを尊重できるのか。
こうした部分は、告白の速さからは判断できません。
強く欲しがられていることと、深く愛されていることは別です。
恋愛体質の女性は、彼より「求められている自分」を見ている
恋愛体質というと、いつも彼氏がいる女性や、恋愛を最優先する女性を想像するかもしれません。
しかし、今回指しているのは恋愛が好きな女性全体ではありません。
彼がどのような男性なのかを見る前に、男性から強く求められている状態に価値を感じやすい女性です。
毎朝LINEが来る。仕事中にも会いたいと言われる。何度もかわいいと言われる。他の男性とは会わないでほしいと言われる。
そこまで求められると、
「私はこの人にとって特別なんだ」
と感じます。
このとき女性は、彼を見ているつもりで、実際には「彼に求められている自分」を見ています。
だから、彼の人間性を確認する作業が後回しになります。
まだ相手の生活をほとんど知らない。話している内容も表面的。体の関係を急かされている。会う時間も夜ばかり。
こうした違和感があっても、
「でも、彼は私を好きと言ってくれた」
という一点を優先してしまいます。
恋愛体質の女性は、愛されているから付き合うのではありません。
付き合えたことで、愛されていると思ってしまうのです。
求められて嬉しいと感じることは悪くありません。
ただし、自分が嬉しいことと、彼が信頼できる男性かどうかは分けて考えなければいけません。
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出会ったばかりの彼が好きなのは、まだあなたの一部分
出会って間もない男性から「本気で好き」と言われたとき、その言葉をすべて疑う必要はありません。
彼自身も、本気で好きだと思っている場合があります。
ただ、一度考えてみてください。
彼は、あなたの何を知っているのでしょうか。
あなたが仕事で何を大切にしているのか。どのような生活を送りたいのか。何をされたら傷つくのか。意見がぶつかったときに、どう向き合う人なのか。
まだ、ほとんど知らないはずです。
その時点で彼が知っているのは、主に見た目、雰囲気、話したときの心地よさ、性的な魅力です。
そこへ「自分を受け入れてくれそう」「自分と相性が良さそう」という期待を重ねています。
彼の気持ちが本物でも、好きになっているのはまだあなたの一部分です。
場合によっては、実際のあなたより、彼の頭の中で作られた理想の女性像に惹かれています。
これは恋愛の始まりとして、特別おかしなことではありません。最初は誰でも、相手の一部分しか知りません。
大切なのは、その後です。
彼があなたの考え方や生活まで知ろうとするのか。それとも、最初に感じた興奮だけで関係を進めようとするのか。
ここで、二人の関係の中身が分かれます。
彼女という肩書きが、関係の中身を隠す
男性が女性に性的な魅力を感じること自体は、悪いことではありません。
恋愛では、見た目や性的な魅力も大切な入口です。
しかし、入口に立ったまま「彼氏と彼女」という名前だけをつけても、関係の中身は育ちません。
付き合ったあとも会うのは夜ばかりで、体の関係がないデートには乗り気ではない。あなたの仕事や生活には関心を示さず、会う予定はいつも彼の都合で決まる。
断ると不機嫌になり、真面目な話をしようとすると面倒くさそうに逃げる。
この状態で「好き」「彼女」と言われても、大切にされている証拠にはなりません。
厳しい言い方をします。
性的対象として見られたまま速攻で付き合うなら、その関係は恋人の皮をかぶったセフレでしかありません。
毎日LINEが来るかもしれません。誕生日を祝ってくれるかもしれません。友人の前で彼女と紹介されるかもしれません。
それでも、彼が自分の欲求を満たすことばかりを優先し、あなたの時間や気持ちを尊重しないなら、恋人という肩書きだけでは関係の中身を変えられません。
恋愛体質の女性は、
「私は彼女だから本命」
と判断します。
しかし、本命かどうかは呼び方では決まりません。
彼女と呼ばれているかではなく、彼女としてどう扱われているかを見てください。
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本気かどうかは、思いどおりにならないときの態度に出る
早く付き合ったカップルが、すべてうまくいかないわけではありません。
付き合うまでの日数よりも重要なのは、彼が自分の欲求以外のためにも動ける男性かどうかです。
特に見てほしいのは、彼の思いどおりにならないときの態度です。
体の関係がなくても時間を使うか
昼間に食事をしたり、短い時間だけ会ったり、体の関係につながらない場所へ出かけたりする。
こうした会い方にも、彼が同じように時間を使うかを見てください。
家やホテルで会う提案ばかりなら、彼が求めている関係はかなり偏っています。
あなたのペースを尊重できるか
「まだ付き合うか迷っている」「体の関係は急ぎたくない」と伝えたときの反応を見ます。
拗ねる。怒る。急に連絡を減らす。「俺のことを好きじゃないんだ」と罪悪感を持たせる。
こうした反応をするなら、あなたを尊重しているのではなく、自分の欲求を通そうとしています。
彼の思いどおりになったときは、誰でも優しくできます。
本気度が出るのは、思いどおりにならなかったときです。
あなたの中身を知ろうとするか
仕事や生活、価値観、苦手なことについて質問するか。一度話した内容を覚えているか。
毎日連絡をしていても、かわいい、会いたい、好きという話しかしていないなら、あなた自身への理解はほとんど深まっていません。
連絡の量ではなく、彼があなたの何を知ろうとしているかを見てください。
面倒なことから逃げないか
恋愛は、楽しい時間だけでは続きません。
予定を調整する。約束を守る。意見の違いを話し合う。相手が嫌がることを修正する。
こうした面倒な部分にも向き合えるかで、交際後の扱いは変わります。
「好き」と言うだけなら、その場の感情でもできます。
関係を続けるために、自分の時間や手間を使えるかを確認してください。
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溺愛される女性は、男を焦らすのではなく判断を急がない
溺愛される女性は、告白の返事をわざと遅らせて、男性を追わせているわけではありません。
他の男性の存在を匂わせたり、急に連絡を減らして不安にさせたりする必要もありません。
好意は素直に伝えて構いません。
ただし、好意があることと、今すぐ交際を決めることは別です。
まだ相手をよく知らないなら、
「私も一緒にいて楽しいし、もっと知りたいと思っている。ただ、まだ知らない部分も多いから、もう少し会ってから決めたい」
と伝えれば十分です。
そのあとも変わらず会おうとするか。体の関係を急かさず、あなたの気持ちを尊重できるか。あなたの中身を知ろうとするか。
その態度を見てから判断してください。
返事を待ってもらったことで離れる男性もいます。
そのとき、
「私が慎重になったから逃げられた」
と自分を責める必要はありません。
あなたとの関係を育てることより、自分の欲求を早く満たすことを優先しただけです。
溺愛される女性は、男性を待たせる女性ではありません。
彼に選ばれた瞬間、自分も彼を選ぶ側だと思い出せる女性です。
すでに交際している場合は、彼が恋愛に不器用なだけなのか、それとも彼女という肩書きを使って都合よく扱っているのか、判断しにくいこともあります。
これは、LINEの数や会う頻度だけでは分かりません。
二人がどのように出会い、どちらが関係を進め、あなたが嫌だと伝えたときに彼がどう反応してきたのか。そこまで整理すると、今の関係で何が起きているのかが見えてきます。
一般論ではなく、自分たちの関係を個別に整理したい方は、恋愛戦略相談をご利用ください。


