恋愛で、「男性からアプローチを待っていてもダメなら、女性から動かないといけない」と思ったことがある方は、多いと思います。
待っているだけでは何も始まらない気がする。
だから、自分からLINEを送ったり、誘ったり、関係を前に進めようとしたりする。
それ自体は、決して悪いことではありません。
ただ、その頑張りがいつの間にか、自分ばかりが追いかける恋愛になってしまうことがあります。
連絡するのも自分。
会うきっかけを作るのも自分。
不安になって関係をつなぐのも自分。
こうなると、恋愛をしているはずなのに、だんだん心がすり減っていきますよね。
この記事では、「待つだけじゃダメ。だから女性から追わないといけない」という思い込みが、なぜ女性を苦しくさせやすいのかをわかりやすく整理します。
そして、ただ受け身になるのではなく、自分を大切にしながら、ちゃんと大切にされる恋愛に進む考え方をお伝えします。
「待つか、追うか」の二択で考えなくていい
まず最初にお伝えしたいのは、「待つだけではダメだから、追うしかない」わけではないということです。
恋愛って、ついこの二択で考えてしまいやすいんですね。
- 何もしないで待つ
- 自分から頑張って追う
でも実際は、この真ん中があります。
たとえば恋愛を、ドアを開けることに例えてみます。
ずっとドアの前で立っているだけでは、たしかに何も起きないことがあります。
でもだからといって、自分ひとりで相手のドアまでこじ開けに行く必要はありません。
大事なのは、相手が自分から近づきやすい空気を作ることです。
- 感じよく接する。
- 話しかけやすい雰囲気を作る。
- 相手が来てくれたときにはちゃんと受け取る。
こういう関わり方なら、受け身すぎず、でも無理に追いすぎずに恋愛を進めていけます。
女性から追う恋愛が苦しくなりやすい理由
私のところに来ている恋愛相談を見ていると、女性が自分から強く動いて始まった恋愛ほど、苦しくなりやすい流れが本当に多いです。
たとえば、こんなケースです。
- 「待っているだけじゃ始まらない」と思って、自分からLINEを送る。
- やり取りが止まりそうになったら、また自分から送る。
- 食事にも自分から誘う。
- 会ったときも盛り上げる。
- 相手が喜びそうなことを考えて、ずっと頑張る。
最初は、関係が進んでいるように見えます。
でも少しすると、彼からは連絡してこない。
会うのも彼の都合がいい日だけ。
自分が送れば返事は来るけれど、向こうからは来ない。
そうすると、女性はこう思いやすいんです。
「ここで引いたら終わってしまうかも」
「もっと優しくしたら愛されるかもしれない」
でも、ここがつらいところです。
頑張れば頑張るほど報われるとは限らないんですね。
むしろ、自分が関係を支える役になればなるほど、恋愛のバランスが崩れてしまうことがあります。
これは、あなたに魅力がないからではありません。
努力が足りないからでもありません。
頑張り方の方向が、自分を苦しくさせやすい形になっているだけなんです。
なぜ女性から追うと苦しくなりやすいのか
自分ばかりが尽くす側になりやすい
女性が自分から追う恋愛で起こりやすいのは、自分ばかりが与える側になることです。
- 連絡するのも自分。
- 会う提案をするのも自分。
- 空気が悪くならないように気をつかうのも自分。
こうなると、恋愛というより、自分ひとりで鉢植えに水をあげ続けている状態に近くなります。
本来、恋愛は二人で育てていくものです。
なのに片方だけがずっと水をあげていると、途中で苦しくなってしまいますよね。
最初は「好きだから頑張りたい」と思っていたはずなのに、だんだん「私ばっかり頑張ってる」という気持ちに変わってしまうんです。
だから大事なのは、自分ひとりで関係を育てようとしすぎないことです。
2. 相手の本気度が見えにくくなる
女性が自分から恋愛を進めすぎると、相手の気持ちが見えにくくなることがあります。
たとえば、
一見すると、うまくいっているように見えるかもしれません。
でもここで大事なのは、「返ってきたかどうか」だけではなく、「相手が自分から来たかどうか」なんです。
これは、たとえるならこちらからボールを投げたら相手が受け取ってくれる状態に似ています。
たしかにキャッチはしてくれる。
でも、相手のほうからボールを投げ返してくれるかどうかで、温度感はかなり違いますよね。
恋愛も同じです。
こちらが動けば反応はある。
でも、相手が自分から近づいてくる様子が見えないなら、その関係は後から不安になりやすいです。
「これって、私が動かなかったら始まってなかったよね」という感覚が残るからです。
だからこそ、自分で全部進めすぎないことが大切です。
相手の気持ちが見えるように、彼も行動できるだけの余地を残しておくほうが、結果的に安心できる恋愛になりやすいです。
相手が自分で選んだ実感を持ちにくくなる
ここは少し誤解されやすいので、ていねいにお伝えします。
よく「男性は追わないと本気になれない」と強く言われることがありますが、すべての人に当てはまる話ではありません。
ただ少なくとも、相手が受け身のまま進んだ恋愛は、本気度が育っているのか見えにくくなりやすいです。
人は、自分で選んだもののほうを大切にしやすいことがあります。
特に男性は女性以上に、この感覚が強いと言われています。
恋愛もそれに近いです。
たとえば、自分で時間をかけて選んだ服は、なんとなく勧められて買った服より大事にしやすいですよね。
それと少し似ています。
- 相手が自分から連絡した。
- 自分から会いたいと思った。
- 自分から距離を縮めた。
そういうプロセスがあると、相手の中でも
という気持ちが育ちやすくなります。
逆に、こちらが全部お膳立てしてしまうと、関係は進んでも、相手の気持ちが育っているかが見えにくいんです。
だから、女性が大事にしたいのは、無理に追いかけることではなく、相手の自発性が見える関わり方です。
じゃあ何もしないで待てばいいの?
ここで不安になる方もいると思います。
「追いすぎるのがよくないのは分かった。でも、何もしないで待てばいいってこと?」
これは違います。
そうではありません。
大事なのは、自分が関係を無理やり押し進めることと、感じよく関わることを分けて考えることです。
何もしないで壁を作る必要はありません。
こういうことは、十分に行動です。
ただしそれは、自分をすり減らして相手を追う行動ではないんですね。
たとえるなら、恋愛は綱引きではありません。
相手を無理に引っぱることが正解ではないんです。
むしろ大事なのは、相手が自分の足でこちらに歩いてこられる状態を作ることです。
男性から自然に近づきやすい女性がしていること
では、ちゃんと大切にされやすい女性は何をしているのでしょうか。
特別な駆け引きをしているわけではないことが多いです。
意識しているのは、次のようなことです。
話しかけやすい雰囲気を作る
無表情で距離がある人より、やわらかい反応をしてくれる人のほうが、誰でも近づきやすいですよね。
恋愛でも同じです。
追いかけすぎない
気になる相手がいても、関係を自分ひとりで前に進めようとしすぎない。
相手の動きも見る。
この余白が大切です。
相手が近づいてきたときに感じよく受け取る
自分から追うことと、相手を受け取ることは別です。
来てくれたときには、安心できる反応を返す。
それだけでも関係は育ちやすくなります。
愛されるために証明し続けるのをやめる
ここはとても大事です。
恋愛では、ときどき「私が頑張れば愛される」と思ってしまうことがあります。
でも、本来の恋愛は、価値を証明し続けた人が選ばれる競争ではありません。
あなたが先回りして頑張り続けなくても、ちゃんと大切にしたい相手は、自分から近づこうとします。
苦しい恋愛を避けるために覚えておきたいこと
ここまでの話を、まとめるとこうです。
- 待つだけでは進まないからといって、追うしかないわけではない
- 女性が頑張りすぎる恋愛は、自分ばかりが尽くす形になりやすい
- 自分で進めすぎると、相手の本気度が見えにくくなりやすい
- 大切なのは、相手の自発性が見える関わり方をすること
- 恋愛で自分の価値を証明し続けなくていい
この視点を持てると、恋愛の見え方がかなり変わります。
「どうやって追えばいいか」ではなく、「どうすれば自分をすり減らさずに、ちゃんと向き合ってくれる相手と進めるか」で考えられるようになるからです。
今日からできる最初の一歩
最初の一歩としておすすめなのは、気になる男性にだけ特別に頑張るのをやめることです。
その代わり、まずは周りの人にも、笑顔で感じよく返すことを意識してみてください。
これは小さなことに見えますが、とても大事です。
男性は、いきなり特別なアプローチをされることより前に、「この人は話しかけやすいかな」を見ていることが多いからです。
恋愛を変える最初の一歩は、無理に追いかけることではありません。
話しかけやすい空気を作ることです。
そこからで十分です。
まとめ
「男性からアプローチを待っていてもダメなら、女性から追わないといけない」
そう思ってしまう女性は少なくありません。
でも、その二択で考える必要はありません。
大切なのは、何もしないで待つことでも、自分をすり減らして追うことでもありません。
自分を大切にしながら、相手の気持ちが自然に見える関わり方をすることです。
恋愛で苦しくなりやすい女性の多くは、魅力が足りないわけではありません。
優しくて、頑張れて、相手を大切にできる人だからこそ、頑張りすぎてしまうことがあります。
だからこそ、これからは「どうやって愛されるか」ではなく、「どうすれば自分をすり減らさずに、ちゃんと大切にされる恋愛を選べるか」を基準にしてみてください。
その視点が、苦しい恋愛を避ける大きな助けになります。