こんな迷いはありませんか
同じ趣味の集まりに、気になる男性がいる。もう少し仲良くなりたいけれど、断られたら次から通いにくくなるかもしれない。いつも顔を合わせる相手だからこその迷いですよね。
この記事で考えたいのは、好意を隠し切ることより、お互いに応じ方を選べる関わり方を大切にするということです。
距離感は「何回連絡したか」だけでは決まらない
まず、ここでいう距離感は、近くに座るか、LINEを何通送るかという数字だけの話ではありません。相手が無理なく応じられて、自分も無理をしすぎずに関われること。その両方で考えてみてください。
たとえば、同じ一回の誘いでも、みんなの前で「来てくれるよね?」と聞かれるのと、周りに返事を聞かれない場面で予定を相談されるのとでは、答えやすさが違いますよね。
気持ちを伝えることは、あなたが選んで良いことです。ただ、会うかどうか、いつ返事をするかは相手にも選ぶ余地があります。恋愛を進めたいときほど、この担当の違いを忘れないでおきましょう。
ここがポイント
好意を隠し切ることより、お互いに応じ方を選べる関わり方を大切にする。
誘うなら、相手が答えやすい一つの提案に
すでに挨拶や短い会話ができているなら、二人で過ごす機会を提案することも選択肢です。まだほとんど話していない場合は、まず活動の中で言葉を交わすところからで大丈夫。
たとえば、展示の帰りなら。
誘い方の一例
「このあと時間があったら、お茶しませんか?」
何に誘われているかが分かり、都合が合わなければ断ることもできます。
「少しだけだから」「みんなも行ったほうがいいって言ってるよ」と、断りにくい理由を重ねる必要はありません。友人に気持ちを探らせたり、周囲に協力を頼んで返事を引き出したりすると、二人の話が集まり全体の話になってしまいます。
職場の上下関係や指導する立場などがあると、軽い誘いのつもりでも相手は断りにくいことがあります。言葉を柔らかくするだけではなく、その関係で個人的に誘うこと自体が負担にならないかも考えたいですね。
断られた後の受け止め方にも、距離感が出る
誘いを断られたら、まずはその返事を受け取ります。「分かった、教えてくれてありがとう」。その場で理由を細かく聞き出さなくても良いんです。
予定が合わない場合もあれば、二人で会いたいとは思っていない場合もあります。こちらだけで理由を確定する必要はありません。ただし、理由が分からないからといって何度でも誘って良いわけではないですよ。
相手から別の日を提案してくれたら、その話を聞く。断られることが続いたり、返事がなかったりするなら、いったん個人的な誘いを止める。好意があるかの判定を急ぐより、いま示された意思に合わせるほうが具体的です。
もし恋人がいると分かったり、個人的な関係は望まないと言われたりしたら、その境界を尊重しましょう。押し続ければ気持ちが変わる、という前提には立たなくて良いんです。
彼との恋愛だけに、居場所の価値を預けない
趣味の集まりは、もともと活動を楽しむ場所でもあります。気になる人ができると、参加した日の点数が「彼と何分話せたか」だけになってしまうことがあるんですよね。
でも、作品が一つできた。他の仲間と楽しく話せた。前より活動に慣れた。そうした時間まで、彼の反応一つでなかったことにしなくて良いです。
相手が誰と話しているかをずっと追うと、自分も活動を楽しみにくくなります。相手にも他の仲間と関わる時間があります。二人の接点を大切にすることと、相手の時間を独占することは分けましょう。
気持ちがつらい日は、少し休む、席や参加頻度を変えることもできます。普通に振る舞える自分でいなきゃ、と我慢し続ける必要はありません。
好意が分からないときの、よくある迷い
親切にされたら、脈あり?
親切は嬉しく受け取って良いものです。ただ、その場の仲間としての配慮なのか、個人的な好意なのかは、一度の行動だけでは分かりません。
だからといって、相手を試すような駆け引きは要りません。二人で会う提案への反応や、相手からも関わろうとする様子を、普段のやり取りの中で見ていけば良いんです。
好意を見せたら、絶対に気まずくなる?
どうなるかの保証はできません。でも、返事を迫らない、断りを受け止める、周りを巻き込まないという配慮はできます。相手の気持ちを操る方法ではなく、自分が選べる関わり方を整える話です。
距離の縮め方と合わせて、二人で心地よく過ごせる相手かも考えてみましょう。
次に誘う前に、ひとつだけ想像してみよう
今日のワンポイント
この誘いを断るとしたら、相手は困らずに答えられそうでしょうか。
長い説明を足す必要はありません。何に誘うかを短く伝え、返事を待つ。断られたら一度受け止める。まずはそこからで十分です。
好きな気持ちは大切にして良い。相手の返事も、同じように大切にする。その両方を持ったまま、関係を育てていきましょう。