何気なく送っているデート後の一言が、彼から雑に扱われる原因になっていることがあります。
たとえば、デートのあとにこんなLINEを送っていませんか?
「今日は会ってくれてありがとう」
「忙しいのに時間作ってくれてありがとう」
「私に付き合ってくれてありがとう」
もちろん、悪気があるわけではないと思います。
むしろ、彼のことが好きだからこそ出てくる言葉です。好きな人が時間を作ってくれたら嬉しい。誘ってくれたらありがたい。会えただけで、その日はずっと気分が上がる。
その気持ちは自然です。
ただ、ここで一度見てほしいことがあります。
その言葉の奥で、勝手に彼のことを格上に置いていませんか?
彼のことが好きだからって、自分のことを格下に置いていませんか?
今回は、デート後に何気なく送っている一言が、なぜ彼の中であなたの扱いを軽くしてしまうことがあるのかを解説します。
「ありがとう」が悪いわけではない
まず最初に言っておきたいのは、ありがとうを言うこと自体が悪いわけではないということです。
感謝できる女性は、普通に素敵です。
デートのお店を決めてくれた。迎えに来てくれた。ご飯をご馳走してくれた。忙しい中で予定を合わせてくれた。
そういうときに「ありがとう」と伝えるのは、礼儀としても、人としても大事です。
問題は、ありがとうという言葉そのものではありません。
問題は、その「ありがとう」の中に、自分を下に置く空気が混ざってしまうことです。
たとえば、同じ「ありがとう」でも、
「今日のお店、すごくよかった。ありがとう」
なら自然です。
でも、
「忙しいのに、私のために時間作ってくれてありがとう」
が毎回続くと、伝わる空気感が少し変わります。
言葉としては丁寧です。優しいです。ちゃんと感謝もできています。
でも、自分の立ち位置として見るとかなり下です。
まるで、彼があなたに時間を与えてくれた側で、あなたはそれを受け取らせてもらった側のように見えます。
ここが危ない。
デートは、彼があなたに与えてくれたご褒美ではありません。
二人で一緒に過ごした時間です。彼もあなたもそこに使っている時間は同じ価値のはず。
なのに、あなたが毎回「会ってくれてありがとう」という温度で返してしまうと、無意識に「私はあなたに会ってもらう側です」という空気が出てしまいます。
好きな人の前で、自分を格下にしていないか
彼のことが好きだと、どうしても彼が特別に見えます。
少し返信が来ただけで嬉しい。誘ってもらえただけで安心する。会う時間を作ってくれただけで、ものすごく大事にされたように感じる。
これは恋愛ではよくあります。
でも、ここで気をつけたいのは、彼のことを好きな気持ちと、彼を格上に置くことは別だということです。
彼を好きなのはいい。
会えて嬉しいのもいい。
ありがたいと思うのも自然です。
でも、好きだからって彼を王様にしなくていい。
彼は彼。あなたはあなた。
ここを崩すと、あなたの言葉はどんどん下から出るようになります。
「会ってくれてありがとう」
「時間作ってくれてありがとう」
「私なんかに付き合ってくれてありがとう」
この言葉の奥には、場合によっては「私はあなたに選んでもらう側です」という空気が出ます。
あなたはただ喜んでいるだけかもしれません。
でも彼には、あなたが自分を下に置いているように見えることがあります。
恋愛で怖いのは、本人のつもりと、相手への伝わり方がズレることです。
あなたは感謝しているつもりでも、彼には「この子は俺より下にいる」と伝わってしまうことがある。
ここを見落とすと、彼との関係が少しずつ対等ではなくなっていきます。
男性は、格上扱いされると本当に格上のように振る舞うことがある
ここからは、彼側で何が起きるかを見ていきます。
あなたが下から感謝を出し続けると、彼は無意識にその関係を受け取ります。
もちろん、最初から彼が偉そうにしようとしているとは限りません。
でも、あなたが何度も何度も、
「会ってくれてありがとう」
「時間作ってくれてありがとう」
「誘ってくれてありがとう」
という空気で接していると、彼の中で少しずつ感覚が変わります。
「俺がこの子に時間を使ってあげている」
「この子は俺に会えるだけで嬉しいんだ」
「多少ラフに誘っても大丈夫そう」
こういう感覚が育つことがあります。
ここで厄介なのは、彼がものすごく悪い男だからそうなるわけではないところです。
人は、自分を下に置いてくる相手に対して、ずっと対等な緊張感を持ち続けるのが苦手です。
たとえば、あなたの周りにもいませんか?
この人との約束は絶対に遅れたらまずいと思う人。
逆に、この人なら少しくらい遅れても許してくれそうだと思ってしまう人。
その差は、相手が普段から出している空気で決まっていることが多いです。
怒鳴るとか、威圧するとか、そういう話ではありません。
普段から自分の時間を大事にしている人。雑に扱われたときに、ちゃんと違和感を出せる人。悪くないのに、すぐに自分から謝らない人。
そういう人には、自然と雑にしにくい。
逆に、いつも下から入ってくる人には、相手もだんだん雑になりやすい。
かなり現実的に言うと、あなたが先に自分を安く見せると、相手もあなたを安く扱いやすくなります。
これは一見ひどいように見えるけど、割とよくあります。
女性は丁寧にしているつもりでも、彼には「雑にしても大丈夫」に見える
ここで、二人の認識がズレます。
女性側は、ちゃんと好意を伝えているつもりです。
「嬉しかった」
「楽しかった」
「ありがとう」
そういう気持ちを、丁寧に伝えているだけ。
でも、それが下から出ていると、彼には別の意味で伝わることがあります。
「この子は俺に会えるだけで満足している」
「俺がそこまで頑張らなくても喜んでくれる」
「この子は多少雑にしても離れなさそう」
このように受け取られてしまうことがある。
女性は、愛されたいから丁寧にする。
でも、その丁寧さが下から出ていると、彼には「大切にしないと失う女性」ではなく、「多少雑にしても大丈夫な女性」に見えてしまいます。
ここはかなり耳が痛いと思います。
でも、この事実だけは目を背けることなく見たほうがいいです。
彼があなたを格下にしたんじゃない。
先にあなたが、自分を格下として差し出していることがある。
もちろん、これはあなたが悪いという話ではありません。
好きな人の前で自信がなくなるのは自然です。彼から誘われたら嬉しいし、嫌われたくないし、重いと思われたくないから、つい丁寧にしすぎる。
でも、恋愛では、気持ちをありのまま全部出せば愛されるわけではありません。
好き。嬉しい。ありがたい。もっと会いたい。嫌われたくない。
その気持ちをそのまま全部出すと、可愛げではなく、下からの必死さに見えてしまうことがあります。
だから、感情を消す必要はありません。
ただ、彼からどのように見えているのかは考えたほうがいい。
彼からの扱いが、前より雑になったと感じることはありませんか。 前はもっと早く予定を決めてくれたのに、最近は直前まで曖昧。返信も前より適当。会えば普通に優しいけれど、こちらの気持ちをちゃんと考えてくれている感じがしない。 こういう[…]
デート後は「ありがとう」より先に「楽しかった」を伝える
では、どう伝えればいいのか。
大事なのは、感謝より先に、同じ目線で「楽しかった」を渡すことです。
たとえば、デート後に、
「今日は会ってくれてありがとう」
と送りたくなるなら、
「今日はすごく楽しかった」
でいいです。
「忙しいのに時間作ってくれてありがとう」
と言いたくなるなら、
「会えてよかった」
でいいです。
「誘ってくれてありがとう」
と言いたくなるなら、
「また行こうね」
でいいです。
この違いは、ただのLINE文面の違いではありません。
立ち位置の違いです。
「あなたに会えて、私はありがたいです」だと、あなたが下になります。
でも、
「あなたと過ごした時間、私は楽しかったよ」
なら、同じ目線です。
ちゃんと好意は伝わります。ちゃんと喜びも伝わります。でも、自分の価値までは下げていません。
ここが大事です。
彼に「この子といると楽しい」と感じさせたいなら、あなたが下から感謝し続けるより、楽しそうに受け取ってあげるほうがいいです。
彼に成功体験を渡す感覚です。
「俺と会って、この子は楽しそうだった」
「また誘ったら、また喜んでくれそう」
そう感じさせてあげる。
これができる女性は、重くありません。でも、冷たくもありません。
好意はある。だけど、下には入らない。
だから彼もまた誘いやすいし、雑にも扱いにくくなります。
大切にされる女性は、好意を隠さない。でも下から差し出さない
大切にされる女性は、喜びを隠しているわけではありません。
むしろ、ちゃんと喜びます。
ただ、自分を下げて喜ばない。
ここが違います。
「会ってくれてありがとう」ではなく、「今日は楽しかった」。
この違いは小さく見えるかもしれません。
でも、彼に伝わるあなたの立ち位置はかなり変わります。
あなたが自分を下に置けば、彼もあなたを下に扱いやすくなる。
あなたが同じ目線で楽しさを返せば、彼もあなたを同じ目線の相手として見やすくなる。
恋愛は、こういう何気ない一言の積み重ねで、関係の空気が決まっていきます。
次のデート後に、少しだけ意識してみてください。
彼に感謝する前に、まず自分がどう感じたかを伝える。
「楽しかった」
「会えてよかった」
「また行きたい」
このくらいで十分です。
好きな気持ちは出していい。
でも、下から差し出さない。
彼のことが好きでも、彼を勝手に格上に置かなくていい。
会えて嬉しくても、自分を格下に置かなくていい。
大切にされる女性は、好意を出します。
ただし、自分の価値までは下げません。
好きな人ができると、自分からLINEを送りたくなる。会いたいと思えば、自分から予定を聞きたくなる。彼が忙しそうなら、少し我慢して待とうとする。 これだけを見ると、別に悪いことをしているようには見えません。むしろ、好きな人に対して一生懸[…]
彼に雑に扱われていると感じるなら、二人の立ち位置を見直す
もし今、彼の誘い方がなんとなく雑になっているなら、一度、二人の立ち位置を整理したほうがいいです。
会えば楽しいのに、なぜか対等な感じがしない。
いつも自分ばかり「ありがとう」「ごめんね」を言っている。
彼の都合に合わせることが増えている。
こういう場合、彼が本当に雑な人なのか、それともあなたが下から入りすぎていて彼が安心しきっているのかを見たほうがいいです。
ここは、自分ひとりだとかなり見えにくい部分です。
恋愛戦略相談では、あなたと彼の今の関係を一緒に見ながら、彼の態度をどう読むべきか、あなたがどこで自分を下に置いてしまっているのか、次にどう伝え方や距離感を変えればいいのかを具体的に整理していきます。
彼に大切にされたいなら、まずは自分が自分を下に置いていないか。
そこから見直していきましょう。気になる方は、以下のリンクから詳細を確認してみてください。

